こっち? ページ14
アタゴ「ではサルタヒコを連れてくればよかったかな…
彼は道案内が得意だからね。」
A「では呼んでこよう。」
サルタヒコ…うむ…
どこかで聞いたことはあるが…なんだったかのぅ?
フワッ
A「おい、サルタヒコとやらはいるか?」
サルタ「呼んだか?」
A「お主か、ちと道案内を頼む。」
サルタ「あぁ、構わないが。
空は飛べないよ?」
A「ではわたs……妾の手をとれ。
…なに、落としたりなどせんわ。」
アタゴ「主君…」
A「どうした?」
アタゴ「僕が神通力で彼を浮かせるから…」
A「ぬ?そうか。」フワッ
サルタ「それで?どこまでの道を示して欲しいんだい?」
アタゴ「ここよりも東で、大きな桜の木が生えている崖に。」
サルタ「ふむ…その近くに村等は?」
A「あるぞ、その崖から村全体を見渡せる。」
サルタ「では、まずは東に向かおう。
山の中にあるのかな?」
A「あぁ、他の地の者は立ち入らぬような山奥じゃ。」
アタゴ「………なんだか飛んで行って無事に付けるのか心配になってきたよ…」
A「なに、自分の住処の近くになってきたら雰囲気でわかる。」
サルタ「ほら、こっちだよ。」
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サルタ「ここら辺はどうかな?
桜の木が沢山あるけど。」
A「……………違うな、桜の木に杉の木が生えているところは一つもなかった。」
サルタ「ではもう少し向こうか…」
アタゴ「はぁ…」
──────
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サルタ「ここは?」
A「むー……見たことはあるような気がするがー……
あ!!あれじゃ!あの桜の木じゃ!!」
サルタ「あれか…
では、行こうか。」
─桜の木─
A「あぁ!懐かしいのう!!
素晴らしい木じゃ!
さぁ!妾の住処はこっちじゃ!」
サルタ「………元気だね…」
─住処─
A「まぁ座れ。
疲れたじゃろう?
妾は村をちと見てくるついでに梅酒をとってくる。
…あぁそうじゃ。二人とも甘いものは飲めるか?
桜桃の甘い飲み物があるのじゃが、誰かに分けてやりたくてな。
よければもらってくれ。」
サルタ「あぁ大丈夫だよ、ありがたくいただこう。」
アタゴ「では僕も、ありがたくいただこう。」
A「うむ、ではちと待っておれ。」
うむうむ〜よいなよいな〜
客人をもてなすのは初めてじゃ〜
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ラナンキュラス(プロフ) - レインさん» ありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!! おじゃっ子とか、古風な言い回しの子に最近はまってああなりました、はい。反省はしてるけど後悔はしてませんキッパリ はい!もうすぐで他の作品のスランプからも抜け出せる気がするのでこっちでも頑張ります! (2017年6月26日 1時) (レス) id: 9124c5e36a (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 一血卍傑の小説待ってましたぁああああ!!!!!((夢主ちゃんの口調最高ですね!!これからも頑張ってください!! (2017年6月25日 22時) (レス) id: 61ce060edd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラナンキュラス | 作成日時:2017年6月11日 0時