5話 ページ6
時刻は夜。辺りは静まりかえっている。そんな中一人元気に歩いている少女がいる。
『相変わらず亡霊は寝なくていいから楽だな………』
彼女は寝なくていいため、どこかに住み着いたりなどせず、常に歩き回っている。
これが日常的光景となっているのだが…………
『あれ?人だー!』
彼女は誰かを発見したらしい。……果たしてその人に彼女が見えるのだろうか。
マ「僕を呼んだか?」
………どうやら、見えているようだ。
角が特徴的な彼はマレウス·ドラコニア、ディアソムニア寮の寮長だ。
『お!見えるんだね!【NRCに住む亡霊ちゃん】は私のことだよー!そこで何してるの?』
噂の件についてはすでに開き直っているようだ。……自己紹介にしては雑だが。
マ「廃墟巡りだ。……お前は僕のことを知らないのか?」
そう言う彼には不安の表情がある。なにせ彼はあのマレウス·ドラコニアだからな。ただ………
彼女は全くをもって知らない。
『え、逆に知ってたら怖くない?』
……少し納得してしまったな。いや、話を戻そう。そういう彼女は当たり前のように呟いた。
マ「くくっ、知らないのであれば致し方ない。僕のことは……好きに呼べ。」
なんか偉そうだなと思いつつ名前を考えるA。
『あ!ツノ太郎ってよくない?』
これは名案だ!と輝かしい表情で言う。マレウス·ドラコニアはこの表情に心を射たれたようだ。
マ「僕をその名で呼ぶことを許そう。」
『あ、マジ?やったー!“友達”だねっ!』
マレウス·ドラコニアは友達という言葉に胸を射たれた。なにせからは王族だ。こういう言葉は言われ慣れていない。
マ「…!あぁ!そうだな、僕とお前は友達だ!」
彼も彼女と同じような輝かしい表情を浮かべている。
………【NRCに住む亡霊ちゃん】は友達ができたらしい。
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星ください!
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MOON(プロフ) - もこさん» ありがとうございます!出せそうなキャラクターはどんどん出していくので待っていてくださいね! (9月23日 17時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され大好物なので嬉しいです!ツイステのキャラ全員(生徒たちはもちろん、教師、他校、チェカも)推しなので嬉しいです!更新頑張ってください! (9月23日 12時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - MOONさん» いえいえ、! (9月21日 6時) (レス) id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 松野 愛羅さん» すみません、修正しました。ご指摘ありがとうございます!更新頑張りますね! (9月21日 5時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - 初コメ失礼します、!プロットではなくブロットだと思ってコメントしました、、更新頑張ってください、! (9月20日 22時) (レス) @page11 id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MOON | 作成日時:2023年9月18日 5時