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3話 ページ4

『ふんふふーん♪』


鼻唄を歌いながら歩き回る彼女。機嫌は絶好調のようだ。転ばないといいが……否、転ぶことはない。彼女は浮いているしな。


『そういえば、ラギーがレオナって人についてなんか言ってたな』


頭の奥底にあった記憶を思い出しながら呟く彼女。授業中なためこの声は廊下内を響きわたる。ただし誰にも聞こえない。


『レオナか……、会ってみよっと!』


好奇心が……と半ば言い訳のようにそう言う彼女の足はすでにレオナを探しに動き回る。


あちらこちらを歩き回るがなかなか見つからない。学園内にいないのなら外か。と彼女は推測する。


『………彼かな?』


植物園に入ると誰かがいた。耳としっぽを付けた彼は獣人のようだ。少し動いているのがかわいらしいと彼女は思う。


『私のこと見えるかなー?ライオンさん?かわいいねー!』


どうせ聞こえないだろうとなげやりに言ってみるが……


レ「俺の耳元でしゃべるな」


『ぅお!』


あれ……?いつもはどっちかと言うと驚かす側……と彼女は驚く。どうやら、聞こえていたようだ。


『というか、見えるんだ!』


レ「お前……あぁ、噂の【NRCに住む亡霊ちゃん】ってやつか。」


そう言う彼……レオナは起きたばかりの頭を働かしながら言う。彼女はその言い方はやめてほしいと思っているが。


『私はA。その噂の亡霊だよ!』


胸を張りながらそう言う彼女にレオナもかわいいと思ってしまう。すでに彼女に絆されているようだ。


レ「はぁ……、噂だかなんだか知らねぇが俺をもう起こすなよ?」


『えぇー、まだ話さない?』


ラギーには授業中だから話しかけられないし……というかこの人の授業は?!と今さら気づいた彼女。まあ、気づいたとしても話したいのは変わらないようだが。


レ「俺は寝る。」


そう言って本当に寝てしまったようだ。規則的に吐息が聞こえてくる。


『………おやすみ。』


寝ているのもかわいいなと少し観察する彼女。まあ、その後は戻っていった。


………あいつはどこかで見たことがある気がするとレオナは彼女が去った後独り言のように呟いた。


………【NRCに住む亡霊ちゃん】は好奇心旺盛なようだ。

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設定タグ:ツイステ , not監督生 , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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MOON(プロフ) - もこさん» ありがとうございます!出せそうなキャラクターはどんどん出していくので待っていてくださいね! (9月23日 17時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され大好物なので嬉しいです!ツイステのキャラ全員(生徒たちはもちろん、教師、他校、チェカも)推しなので嬉しいです!更新頑張ってください! (9月23日 12時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - MOONさん» いえいえ、! (9月21日 6時) (レス) id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 松野 愛羅さん» すみません、修正しました。ご指摘ありがとうございます!更新頑張りますね! (9月21日 5時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - 初コメ失礼します、!プロットではなくブロットだと思ってコメントしました、、更新頑張ってください、! (9月20日 22時) (レス) @page11 id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MOON | 作成日時:2023年9月18日 5時

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