１話 ページ2
ラ「はぁ……。入学早々第二王子っていういいお金になりそうな人は見つけたッスけど、パシられるとは思わなかったッスね………」
彼の名はラギー·ブッチ。ここに入学したばかりの一年生である。
どうやらパシられ気分が落ちているようだが……
ラ「まあ、さっさと終わらせて帰ろ………ってええぇぇぇ！！誰ッスか？！あんた！！！」
ラギー·ブッチは心底驚いたように伺える。なぜかは読者の皆さんも想像できただろうか。
…………そう、【NRCに住む亡霊ちゃん】だ。
『そんなに驚かないでよ？私、君に何もしないし……』
【NRCに住む亡霊ちゃん】は少し悲しそうにそう言う。
ラ「え？！でも、あんた誰なんスか？」
『私？Aだよ？みんなからは【NRCに住む亡霊ちゃん】って呼ばれてる。ちゃんって付けられる年齢じゃないんだけどな………』
自分で言ってて悲しいけど……とつけたしながら話す彼女。
彼女は亡霊にしてはテンションの高い亡霊のようだ。
ラ「その【NRCに住む亡霊ちゃん】の噂は聞いたことがあるッスけど………」
そう言う彼には驚きが顔いっぱいに表されている。
『まあ、あなたみたいに私が見える人間は少ないの。仲良くしてねー！』
ラギー·ブッチは意外と軽いな……とこの時感じ取っていた。
ラ「……別にいいッスけど、俺の邪魔とかはしないでほしいッスね」
『亡霊だから話しかけたりとかしかできないよー、楽しみだなー！』
人間と話すのは彼女にとって百年ぶり。テンションが上がるのも無理はないだろう。
……ラギー·ブッチがそう楽しみにしている彼女を見てかわいいなと思ったのも仕方がないだろう。
………【NRCに住む亡霊ちゃん】は案外テンションが高いようだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MOON(プロフ) - もこさん» ありがとうございます！出せそうなキャラクターはどんどん出していくので待っていてくださいね！ (9月23日 17時) (
レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され大好物なので嬉しいです！ツイステのキャラ全員（生徒たちはもちろん、教師、他校、チェカも）推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月23日 12時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - MOONさん» いえいえ、！ (9月21日 6時) (レス) id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 松野 愛羅さん» すみません、修正しました。ご指摘ありがとうございます！更新頑張りますね！ (9月21日 5時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - 初コメ失礼します、！プロットではなくブロットだと思ってコメントしました、、更新頑張ってください、！ (9月20日 22時) (レス) @page11 id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MOON | 作成日時：2023年9月18日 5時
