兄の代わりに仕事に行ったら異世界飛ばされたんだけど！【ツイステ×呪術廻戦】

ちょっと待って？？ ページ29

「うううっ、ううっーー！大魔法士グリム様はお化けなんか怖く無いんだゾ！！！」


「いや、嘘だよね。先刻めっちゃ怖がってた癖に。」

ユウと共に叫んでたじゃん。あ、でも自分を鼓舞するためだったんかな、......分かんないや。



「ふ、ふなっ！？怖くなんかねぇんだゾ！！」

「へぇー、じゃあ幽霊に触ってみなよ」


度胸試し的なのでこんなのあったよね。ってかグリム触れるか？......あ、無理な気が......。

「「「「「え？」」」」」

(((怯えてる子にその怯える対象を触れって鬼だ......。)))


え、グリムはともかく何でユウと幽霊まで変な声出した？........あれ幽霊、引いてない？え、何で？


「そ、それとこれとは違うんだゾっ！」

「べ、別に私も触らなくても良いと思うっ！」


触りたく無さすぎじゃね？すっごく焦ってんじゃん。


「えー。可愛い姿の幽霊くらい、触れると思うんだけどなぁ。」


どっかの漫画とかにこんな姿の幽霊、居そうだし。


「え、可愛い？俺たちが......？？」

「なっ、A？これが可愛いんだゾ......？」


何で疑問になるんだよ。可愛いじゃん。白いし、肌がモチモチっぽくて......私の価値観が可笑しいとかは無いよね......？


「つか君ら、このか弱い乙女達を襲う気？.......私、どうなっちゃうの！？(裏声)」

私はか弱くなんか無いけどね。


「きゅ、急に声が変わったんだゾ！？」

「ど、どういう仕組みだ！？」


「え、少女漫画に有りそうな言葉だよね？え？」

あ、ユウは分かったか。つか裏声出しただけなのに驚きすぎじゃね？


「フハハハハッ！良くぞ分かったな！(低音ボイス)」

これぞ魔王☆じゃね？結構低く言ったんだけど。


「ま、また変わったんだゾ！！？」

「最早誰だよ！？」


こっちは驚いてるね、たかが声変えただけなのにね。

「え、世紀末？」

待って？？

「まだ世界終わってないよ？？」


ちょっと予想外過ぎた、世紀末って来るとは思わなかったよ。魔王がワンチャン来ると思ってたからね。


「って、違う！今からお前さんらをゴーストにしてやるっ！」

「ギャーー！？そうだったんだゾ！！」


わっ、油断させてからの......結構、卑怯な奴。


「ふ、ふんな〜〜〜〜〜っ！！」

え、ちょっと待って？？寮の中で火、吹いたんだけど。....燃えるから危ないやつ、でも攻撃は最大の防御だし....。


......仕方ない、無限でも壁に貼っとこ。(自分で動く気は無い)

凄いね、君ら。→←じゃっじゃ、じゃん！

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