兄の代わりに仕事に行ったら異世界飛ばされたんだけど！【ツイステ×呪術廻戦】

番外編２ ページ21

「いや、俺強盗で......」

「お兄さんが強盗？ウケるー」

「今から強盗する、とか言っといて何もしてないじゃん。女の子が良くやる、おままごとって奴でしょ？」


やれやれ、とでも言うように手を振ってる子供......素直......なのかな？

「そんなの家でやってな、馬鹿野郎。」

......え、何のドラマ見たの？君。


「くっそ、楽して金得たいだけなのに、どうしてこうなったんだ！」

「え、自分のせいじゃない？」

「お前のせいだわ！」


「ノンノン、人のせいにするのは良くないよ？」

君ー、人のせいにしては良くないよー？

「人のせいにしてねぇよ、お前のせいだ！」


「楽して金が欲しいなら......取り敢えず、内蔵売っちゃう？」

そうすればお金が、がっぽがっぽ、手に入るよ？

「......その言葉聞くとお前の方が悪い奴だろ」


「えっ、まだ言ってるだけの私より、行動に写してる君の方が悪いやつっぽいよ？」

「だけどな、もう、失敗してんだよ！見ろよ！強盗の最中なのに、微笑ましそうに見てる婆さんに、こっち見て笑ってるガキ......っておい、何で笑ってる！？」


「いや、もう強盗犯！じゃなくて強盗犯(笑)だね、全く才能無いよ......」

「何でこう、なるんだよ！？」


四つん這いになり、嘆く強盗......取り敢えず、

「......ドンマイ」

「言っとくが、お前のせいだからな？？？？」






「......え、何この状態......」

後に入って来た人は、困惑が飛んでいた。


そう、四つん這いになって「ちくしょー」と呟いてる黒だらけの男、

「ドンマイ」と、言いながらも笑ってるサングラス掛けた女、

それを、微笑ましそうに見るお婆さん、


それを、げらげら笑いながら、「絶対コイツ、強盗犯じゃねぇ」と、言う子供達、

それを、早く退いてくれないかなぁ、と言う眼差しで見つめる店の職員。

そう、混沌(カオス)と、かしていた。





そして、妹からそれを聞いた(G、S)氏は、

「何それウケるね」

と、言っていた。


チャンチャン

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