転生したので全力でクール&復讐系キャラ目指します《高等部編》【part18】

壮絶なるハイ＆ロー対決　関ケ原の合戦 ページ44

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スグル「これより格闘型競技大会、IKUSAを開会する

両陣営ともスポーツマンシップにのっとり正々堂々競い合ってもらいたい」



向こうの高等部の陣営から豪万蛇先輩がメガホンを使って開会の言葉を言った



スサノ「……本当になんのか?もっと他に手はあんじゃねぇのか?」


スグル「Y学園全土に我ら高等部の力を示し秩序を取り戻すため、これは学園で正式に認められた競技だ」





ジンペイ「いっぱいいるな」


両陣営のには何十人に及ぶ生徒達が武装して構えていた



コマ「なんか凄い圧迫感……っ」


フブキ「相手は高校生だもんね……」



A「……でも、これはあくまで競技大会だよな……?殺気が凄いな……」




マタロウ「っていうか僕が大将ってどういう事!!??;」



フブキ「旗を立てている装置に4方にペダルがついていて、4方向から同時に踏むと旗が倒れて負けになるわ」


キュウビ「万が一ここまで敵に踏み込まれた時は、ペダルの一つにしがみついて踏ませない様にすればいい」



A「……そうなるとしがみつく役は、ここから一番近いマタロウになるんだが……」



マタロウ「ﾋｪｪｪｪｯ!いやだァァァッ!!(泣)」



ラント「ここまでの事があっても、学園長は高等部学園長に何の講義もしないとは……」


キュウビ「あれ?会長は知らないのかい?

高等部学園長は学園長の奥さんなんだよ」


ラント「何!?」


メラ「尻に敷かれて全く頭が上がらないんだってよ」


ラント「そういう事か……」



いったい何があったらそこまで夫婦関係が悪くなんだろう……





〜in高等部学園長室〜



キンヤ「タマヨ!」


タマヨ「あら?あなた、何の御用?」


キンヤ「すぐに止めさせるんだ!中等部と高等部が争うなど断じてあってはならん!!」


タマヨ「そう言われましてもここはY学園、生徒達の自主性を最大限重視しないと


それにあれはあくまで"スポーツ"ですわよ」



キンヤ「馬鹿な事を!子供達の誤った道を正してやるのが大人ではないのか!」



ﾋﾟｸｯ

タマヨ「何ですって?………そうですね、あなたは"あの時"もご立派であられましたわね」



キンヤ「な、何……!?」




それは遡ること数年前、学園長の部屋で起きた出来事だった


なんと学園長が部屋に隠していた大量のムフフな雑誌を運悪くタマヨさんに見つかってしまった事から始まった



キンヤ『こ、これは違うのだ……!!;』


タマヨ『何が違うのでございますか!?(怒)




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