転生したので全力でクール&復讐系キャラ目指します《高等部編》【part17】

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〜マタロウside〜


楽しかったな、みんなとY学園でのみんなとの生活……



初めて会った時のジンペイ君のタックルには面食らったなぁ………

でも、ジンペイ君と一緒にいたおかげでこんな僕にも沢山の友達ができたんだ


それから、みんながヒーローになって応援して、熱かったなぁ……


ジンペイ君は思いついた事をすぐに口にするからツッコミも追いつかなかったよ……(苦笑)



怖い目にもいっぱいあったけど、今思えばそんな事の一つ一つが全部楽しかった



全部………全部……楽しかった…………



入学式からの思い出を振り返ると涙が溢れ出した


だけどそんな涙は無重力で浮かんでいく





マタロウ「さよなら……みんな…………っ」



ｺﾞﾄﾝｯ!


マタロウ「!何……?今の音……??」



突然するはずがない物音が聞こえた瞬間




マタロウ「うわっ!?」



丁度僕が座っていた場所が開き上がった



マタロウ「な、何……!?」



ジンペイ「オッス!!」


マタロウ「じ、ジンペイ君!?」



中から出てきたのは此処にいるはずが無いジンペイ君だった




マタロウ「えっ何で!?何処から!!??」



ﾋｮｺｯ!

コマ・フブキ「バアッ!!」




マタロウ「!?うわっ!!」


ﾋｮｺｯ

A「よっ、数分ぶりだな」



マタロウ「A先輩まで、えっえぇぇぇぇぇっ!!??」



次々とみんなが中からでてくる



えっ僕夢でも見てるの……!?


みんな、どうして……、!でも



マタロウ「ここにいたら巻き添えに……!ていうかみんなは地上にいたはず……!!;」



フブキ「少しだけ時間を戻して乗り込んじゃった♪」



フブキさんはテヘッとクロックレディのメダルを出してみせる







〜少し前〜



コマ『行っちゃったね……っ』


ジンペイ『クソッ!俺は納得できないぞ……!!』


メラ『兄貴……』


ナユ『だったら、マタロウさんを"救いに行って"はいかがですか……?』



A『救いに、行く……?』



ナユ『よく考えてみてください、本当にマタロウさんを救う方法が無いのか』



フブキ『!!』





〜マタロウside終了〜


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