転生したので全力でクール&復讐系キャラ目指します【part10】

・ ページ15

・


〜in校門前〜



ジンペイ「……あっ!臼三沢先生!」



校門前を歩いていると向こうからビニール袋を持った臼見沢先生に会った



臼見沢「ｽﾀｽﾀ……」



コマ母「まぁ!あなたが臼見沢先生?

うちのサン太夫がお世話になっております」ﾍﾟｺﾘ


臼見沢「あっ、コマ君のお母様でしたか」ﾍﾟｺﾘ



コマ母「うちの子はクラスでは明るいですか?
落語の一つでもみんなに披露していますか?」



全員「!」



臼見沢「えっ?コマ君落語ができるんですか?

私見た事がございませんが……」



マタロウ「ちょっと先生!;」


臼見沢「ウィス!?」


A「空気読めやｧ……!;」




コマ母「!サン太!

どういう事か説明してちょうだい!」



コマ「っ…………はい

毎日落語の稽古をやっているというのは………



嘘でした………!」



フブキ「言っちゃった……;」



臼見沢「落語はしませんがジンペイ君達と毎日何やら怪しげなクラブ活動に専念してますよね?」




コマ母「ちょっと待ちな!!」


臼見沢「ウィス??」



コマ「母ちゃんごめんなさい!!;」




コマ母「ｷﾞﾛｯ!」



コマ君の鬼の様な顔から分かる怒りの矛先は

コマ君ではなく臼見沢先生に向けられた




コマ母「教師がみんなの前で生徒のプライベートをベラベラ喋るんじゃねぇ!!!(怒)」



臼見沢「えぇーっ!?;」



コマ母「生徒思いじゃない先生はバッテンだぁぁぁぁ!!!」



コマ君のお母さんは臼見沢先生を持ち上げさっきみたいに容赦なくアップリケを縫い付けた




臼見沢「あ、あぁ!あふーーん!!!//」←



全員「………………;」



うん、今のは臼見沢先生が悪い

そして何で何気に喜んでんの←





コマ母「本当はね……、サン太の部屋を見た時
落語の稽古をしてない事ぐらい分かってたよ……」



コマ「ぇ……?」



コマ母「座布団が綺麗すぎたね」



コマ「!…っ…………母ちゃんごめん……!!」



ジンペイ「コマ君の母ちゃん!コマ君はしてないかもしれない!

だけど!学園の七不思議とかを解決してみんなの役に立ってんだ!!」



コマ「!ジンペイ君……」




ジンペイ君はコマ君の前に立って必死にコマ君を庇い、弁解した





・

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す