10話 ページ10
『ボスキ』
「ん?どうした」
『ちょっと外行きたい』
「あぁ、散歩だな。外はまだ少し冷えるからこれを羽織っていけ」
『ん』
「初めてだな、主様から誘ってくるのは」
『そうだっけ』
「あぁ、俺が主様とのやり取りを忘れるはずないだろ」
『私も…大きなことは忘れてないよ』
「ははっそりゃ嬉しいな」
・
・
『綺麗…』
「主様はほんとに花が好きだな」
『皆のせいだよ、こんなに花好きなったの』
「そうなのか?」
『元はそんなに興味なかったもん。…あ、ボスキこの花言葉知ってる?』
「…さぁな?主様は知ってるのか」
『私も知らないの』
「ふーん。、気に入ったか?」
『うん、綺麗で』
「そうかい、摘み取れればいいんだがアモンに怒られても面倒だからな。いつかプレゼントしてやる」
『ほんと?楽しみにしてる』
「あぁ」
『…ねぇ、ボスキ』
「どうし」
ボスキが返事をする前にサイレンの音が聞こえた
…天使が
「ッ…あーくそ、まじでタイミング悪ぃな。悪いが終わったあとでもいいか?」
『うん、まずは屋敷に戻ろ』
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ボ「ハッ!!!」
天使が三体現れボスキ、ハウレス、バスティンで向かうことに
中々手強いのか苦戦してる様子
…こんな時に何も出来ないなんて
悪魔執事…そういえば、どうすればなれるんだろう
アニメとかでは悪魔と契約するとか結構やばい条件だったりする…もしかして皆も…?
バ「主様!!」
『ッ!?ごっごめん、何?』
ハ「討伐完了しました。…ボーっとして、大丈夫ですか?」
バ「何回呼んでも反応がなかった」
『…ごめん…ちょっと、疲れてるかもしれない。ごめん…こんな危ない時にボーっとして…』
ボ「…」
『…えッ、えっえっえっぼっボスキ?!』
ボ「疲れてるならこのまま屋敷に戻るぞ」
『いっいいから!!歩けるよ!!』
バ「いや、そのままの方がいい。倒れてしまうぞ」
ハ「そうです、無理はいけません」
『せめておんぶとか』
ボ「無理だ、いいから行くぞ」
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作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時