7話 ページ7
「…ん?起きたか、主様」
『おはよ』
「おはよう、主様。体調はどうだ」
『今日は良さそう、朝ご飯出来てるかな』
「あぁ、すぐに用意させる」
『ありがとう』
「…主様」
『ん?どうかした?』
「……いや、なんでもねえ」
『えっちょっと気になるんだけど』
「なんでもないんだよ、ほら早く行くぞ」
『もう…』
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『美味しかった〜やっぱロノのご飯は美味しいね』
ロ「ありがとうございます!なにかリクエストあったらいつでも言ってください、俺作るんで」
『思いついたらすぐに言うね』
ボ「野菜はやめろよ」
『ははっもう好き嫌いダメだよ』
ロ「そうですよー主様もっと言ってやってください」
ボ「あーはいはい俺は外走ってくる」
ロ「あっ!!…逃げられた」
『野菜美味しいんだけどね』
「何やっても食べてくれないんですよ」
『あ、そういえばロノに聞きたかったの』
「ん?なんです?」
『えっと…この野菜あるか調べて欲しいの、もしあれば欲しいなと思って』
「えーっと…何個か知らないのがありますね、でもこれはどっかで聞いたことあるような…調べてみます!!」
『お願い、じゃあ私…そろそろ自分の世界に戻らないと。野菜よろしくね。あとボスキ戻ってきたら帰ったって伝えておいて』
「…」
『ロノ?』
「あ…いえ。…なるべく早く戻ってきてくださいね、主様がいないと邸が寂しくなるというか…」
『はははっ…うん、なるべく早く帰るようにする。じゃあね』
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『…はぁ』
"にゃ〜"
『お前さえあっちの世界に来てくれたら私はここに戻る必要なんて無くなるのに。…なんて言っても困るね、おいで、ご飯あげるよ』
……仕事に行きたくないな
早く夜になればいいのに
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作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時