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41話 ページ41

『ん…このアイス凄く美味しい。どこで買ってきたの?』


「へへっそれ俺が一から作ったやつなんですよ」


『えっそうなの!?さすがロノ…』


「自信作ですよ、主様に喜んで欲しいと思って作ったんで」


『ふふ、ありがとう。あっそうだ、ロノ』


「どうかしましたか?」


『今度料理を教えて欲しくて…ロノが暇な時で全然いいんだけど』


「ッ!?…理由を聞いても?」


『皆にお礼…というか、お詫び…?ほら…迷惑かけちゃったから。まぁロノには更に迷惑かけちゃうけど…』


「そんな…いいんですよ。俺達は迷惑なんてこれっぽっちも思ってないですから」


『…』


「う…はぁ…わかりました。但し包丁とかは持たないでくださいね?怪我でもしたら大変ですから」


『…しょうがない。わかった』


「…」


『なんか少し嬉しそうだね』


「そんなっ!?…いや…正直、また主様と料理が出来ると思うとめちゃくちゃ嬉しくて。…俺の好きなことを共有してるみたいで」


『ふふ…何言ってるの。ありがとう』


「料理ならいつでも教えますし前みたいに欲しいものがあればなんでも言ってください。主様のためなら必ず用意します」


『思いついたら言うね。…ん、ごちそうさま。部屋に戻ってゆっくりしようかな。ボスキ見かけたら部屋に戻ったって伝えておいて、今お風呂入ってるはずだから』


「…」


『??どうかした?』


「…いえ…主様とボスキさんって」


『ふふ…さぁ?じゃあね』








___

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作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時

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