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35話 ページ35

突然後ろから肩に手を置かれ耳元で声がして流石に驚きすぎて私はビクッと体が震えた





ア「ボッボスキさんそんなことしたら誰でもビックリしますよ!!!」


ボ「怪しい話をしてるお前らが悪ぃだろ。で?何が内緒なんだよ」


『…内緒は内緒、行こうミケ』


ア「あ〜あ、主様あれは怒ってるっすよ」


ボ「フン、少し揶揄っただけだろ」






________________________













_____________







『…』


「…主様、まだ怒ってんのか」


『別に怒ってない』




ベッドに座りボスキは近くまで椅子をズラし少し困ったように私を見ている



…別に怒ってる訳じゃないけど、あれは本当にびっくりしたし





『…あっミケ』


「ん?なんだ、俺の膝がいいのか」


『なんで…私じゃダメなのミケ』


「主様より俺の方を選んだみたいだな、見る目あるじゃねえか」


『… …』


「ククッ…どうした?まさか猫に嫉妬して」

『してない』


「…んとに、可愛いなAは」


『ッ!?やっやめてよ』


「ミケ、ちょっと動くからな」


『ちょっ何…?』





ボスキはミケを抱っこして何をするかと思えば靴を脱ぎ私の膝にミケを下ろすと後ろに座り抱きしめてきた


離れようとしたけど両手で動けないように抱きしめられる






「…ミケがいて助かったな、主様」


『なっなにが』


「なんでもねえよ。…こんな所他の執事に見られたらどうなるんだろうな」


『ッ鍵』


「この俺がし忘れるわけないだろ。…安心しろ、暫くこのままでいさせてくれ」


『…しょうがないな』







___

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作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時

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