26話 ページ26
ボ「ベリアンさん!!…ベリアンさん!!!」
べ「どうかしましたか?そんなに慌てて」
ボ「頼む、主様の世界へ行く方法を教えてくれ!!何か無いのか?」
ハ「おっ落ち着けボスキ、主様がどうかしたのか?」
ボ「…主様があっちの世界へ行ったんですが…物凄く嫌な予感がして。だからあっちの世界へ行く方法を教えてください」
べ「それは…主様の世界へ行く方法は私も知らないんです」
ハ「そんな方法あるわけないだろ」
ボ「主様…、お願いします、何か方法はないですか」
ハ「…嫌な予感って、心当たりはあるのか?」
ボ「前々から元気がない時があったがついさっきフェネスに聞くと風呂に入りながら俺たちのようになれたらいい、あんな世界に帰りたくないって呟いてたらしい」
べ「それは…すぐになにか方法がないか調べてきます」
ハ「俺も手伝います」
べ「お願いします、ハウレス君」
…クソッ…無理にでも聞いておけばよかった
頼む…頼む、頼む……早く、帰ってきてくれ
ム「主様がいなくなったって本当ですか!?」
ボ「…」
フ「ボスキ…うん、多分主様の世界へ帰ったと思うんだけどボスキが嫌な予感するって」
ム「そうだったんですね…主様、早く帰ってこないですかね。この指輪忘れてってるみたいですし」
ボ「…指輪?」
フ「あ…それって誰のものかわからない指輪?」
ム「えっこれって主様のじゃ?」
ボ「ムー、それ貸してくれ」
ム「えっあっはい!!」
フ「どうかしたの?」
ボ「…」
もうこれに賭けるしかない
俺はそう思い指輪を自分の指にはめた
___
38人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時