21話 ページ21
少し外を歩きたくなり散歩をしてると花の手入れ中のアモンが私に気付きとても嬉しそうな顔で近付いてくる
ア「っ主様!!」
『アモン、今ここ見てっても大丈夫?』
ア「いいっすよ!是非見てってくださいっす」
ボ「相変わらず手入れが行き届いてるな」
ア「当たり前じゃないっすか、怠ったら主様の顔に傷がつくっすからね」
『ははっ…ありがとう。無理はしないでね』
ア「ありがとうございますっす!あっそうだ、主様にプレゼントしたいものがあって」
『えっ?』
ア「これ、ぜひ部屋に飾ってくださいっす」
『すごい綺麗な花…ありがとう、アモン』
ボ「くく…やるな、お前も」
『えっ?』
ア「へへっ、その花言葉調べてみてくださいっす」
『花言葉か…気になるから調べてみる』
ボ「それなら書庫へ向かうか」
『うん』
フ「あれっ主様?」
ボ「フェネス、丁度いい。今暇か?」
フ「うん、今はトレーニングで走ってきた帰りだから」
ボ「なら主様を書庫へ連れていってくれ、俺はこれを主様の部屋に飾ってくる」
フ「あ…でも汗かいて…」
『フェネスがつれてってくれるならおすすめの本も知りたい、ダメ?』
フ「…主様のお願いなら、仕方ありませんね」
ア「フェネスさんもほんっとに主様に弱いっすよね」
フ「ははっ、確かに。じゃあ行きましょうか」
『うん』
「また来てくださいね〜!…っし、続きやるか」
「おいアモン」
「なんですか?」
「この花、いいか?」
「それ…ははっ、ボスキさんもやりますね」
「フン、うるせえよ」
「全然いいっすよ」
「さんきゅな」
__
38人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時