検索窓
今日:18 hit、昨日:11 hit、合計:6,501 hit

15話 ページ15

「主様…?」


『…ん?どうかした?』


「またボーッとされているみたいだったので…」


『…ごめんね、最近ムーに心配しかかけてないね』


「主様が謝ることないですよ!何かあちらの世界で辛いことでもあったんですか…?」


『大丈夫。…ねぇムー、もし…もしだよ、私に悪魔執事達の力を解放する…能力?みたいなのが無くなってそれで私じゃない別の人が力を解放できるって人が現れたらさムーはどうする?』


「えっ…?」


『ははっ…そんな難しく考えないで。…私は皆の力を解放できなくてただそこにいる意味の無い人になるの、そうなったら……て…何言ってんだろ…ごめん、疲れてるのかな。…もう寝るね』


「主ッ!!さ、ま…」





様子がおかしくすぐに呼び止めようとしたが指輪を外してしまい目の前から消えてしまった主様



…どうして突然あんなことを






" コンコンッ "







フ「主様。フェネスです、入ってもよろしいですか?」


ム「フェネスさん?」


フ「あれっムーだけ?主様は?」


ム「それが…主様の世界へ戻ってしまって」


ア「主様いないんすか?なーんだ…手料理の感想伝えようと思ったのに」


フ「残念だね」


ム「… …」


フ「ムー?」


ベ「主…様?」


フ「あっベリアンさん」


ベ「主様はご不在でしたか…お礼を言いたかったのですが」


フ「俺達も同じです。それでムー?何かあったの?暗い顔して」


ム「…それが…主様が…」


ボ「おい」


ア「ぅわっボスキさん!?いきなり現れないでくださいよ!!」


ボ「…主様がどうした、何かあったのか」


ム「あっいっいえ!あの…変なことを言ってて」


ベ「変なことを?ムーちゃん、詳しく聞かせて貰えますか」











___

16話→←14話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゃか | 作成日時:2022年11月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。