第四話 ページ4
ウ「おはようございます、いやぁ今日も美しいですね」
『…おはようございます、朝から口説かないでくれます?』
ウ「そんな照れなくてもいいんですよ」
『シャオロンお願い黙らせて』
シ「オモロそうやからほっとく」
静かな…学校、生活
いや…これからだよ…ね
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食堂_
魔獣召喚での評価が発表されめちゃくちゃ落ち込むシャオロンにケロッとしている大先生
というか1人で食べてたのになんでコイツら私の隣座ってんの
『シャオロンってチヤホヤされたいから生徒会に入ろうとしてるんですか』
シ「当たり前やろ他に理由いるか?」
『なるほど…大先生はなんか目標とかあるんですか』
ウ「生徒会に入ってアメリ会長と」
『あぁわかったなるほど』
ウ「いや早いわ。Aはあるんか?」
『面倒事もなにもなく静かに暮らす』
シ「随分つまらん目標やな、まぁ頑張ってや俺は応援しとる」
『今まさに2人のせいで静かな学校生活送れてないんだよ』
ト「ここええか」
うわぁ増えた
っていうか…え?
『…魔獣?喋った?』
ト「誰が魔獣やねん、というかこの子誰や?」
『A、魔獣さんは』
ト「トントンや、せやから魔獣って言うんやめてくれん?」
『トントンね、じゃあ傍にいる魔獣の名前トンって名前だったりしてね』
ウ「当たっとるやん」
『当たってるんかい…』
このまま話してたら私の学校生活が危うい
そう思い何も喋らずご飯を食べているといつの間にか知らん師団室の前に立ってた
『…あれ、あれ???!!?!なんで私もここにいんの!?』
シ「普通についてきとったやんか」
何も考えてなかったせいで無意識に後ろを歩いていたみたい、最悪
『というか…なに、我々師団?聞いたことないんですけど』
「なんや…お客さん?」
『…あ』
机の後ろからひょっこり顔を出した悪魔
前にぶつかってしまった悪魔では
シャオロン達と知り合いなのかシャオロンを見ると直ぐに嬉しそうに近寄った
こんな聞いたことのない師団に入ることになったら私の学校生活が終わる
トントンの後ろにいるせいか気づかれてない、よし今だ逃げるなら
ショ「あれ…トントンさんの後ろに誰かおる?」
くっそバレた…
『…ちょっと用事思い出して帰ります』
シ「いや逃げんなやこうなったらA!!お前も道連れやからな!!」
『私なんもしてない…』
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作者名:しゃか | 作成日時:2020年12月25日 13時