第十九話 ページ19
『シャオちゃっ』
「お前がそれ言うとキモイ」
『ひど､ねぇ最近師団室で念子保護してるの知ってた?』
「あぁ知っとる知っとる､ピコやろ?保護やなくてショッピくんが飼っとるんやなかったっけ」
『え?ピコっていうの?ていうか飼ってる?あれ??』
まぁあんなに可愛がってたし気に入ったんだな
「そう言うとったけど」
『へえ､名前まじでピコにしたんだ』
「Aが考えた名前なん?」
『てきとーに考えたやつだしボソッと呟いただけなんだけどね』
「今日行くん?」
『今日は暇だし師団室行こうと思ってた』
「じゃあ一緒に行こ」
『おっけ』
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『いやぁ中々可愛いですね』
ショ「見てくださいこの写真とか可愛くないですか」
『ほんとだめっちゃ可愛い､てか写真撮りすぎでは｡てかなにこの念子の物』
ショ「必要なものしか買ってませんよ」
『いやいる??こんなにいる?』
シ「ショッピくん散財しすぎちゃう?」
ウ「すごいな念子への愛…」
ショ「ピコ〜ブラッシングするぞ」
『すごいショッピ先輩がちゃんと世話してる』
ト「いやほんまに､あの面倒くさがり屋のショッピくんがな」
『そういやこの子飼い主探すって言ってたけど探してるの?』
チ「めちゃくちゃ可愛がっとるからやめましたよ､子念子1匹くらいええかなって」
『まぁ確かに結構経つのに念子探してますとか紙ないもんね､よかったな〜ピコ』
「ミャーッ」
『返事しためっちゃ可愛い…』
ショ「Aさんもやります?ブラッシング」
『あっやりますやります』
ショ「あっピコ後でそこ入れさしたるから今はブラッシングの時間やで｡ほら」
『そこのモフモフほんとに好きですね､あったかそう｡いいな』
「ジャケット貸します?」
『えっいいんすか､貸して』
「はい」
『先輩着てたからめっちゃ暖かい｡…おっと早速…うわ…これハマりますね､寝そう』
「でしょでしょ」
『このまま寝たい｡…って…あれ…?師団室誰もいなくない?』
「あぁなんかさっき皆コソコソ話してたと思ったら出て行きましたよ」
『何話してたんだろ､まぁいいか』
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作者名：しゃか
| 作成日時：2020年12月25日 13時
