第十四話 ページ14
その日の夜__
『かーっっ負けた…』
シ「クソ雑魚乙」
『ほんっと腹立つ』
ゾ「ええ勝負やったな､もっかいやろ!!」
『次は絶対勝つから』
ト「もう結構時間経ってるけど大丈夫なん?」
『私は平気』
ウ「数時間寝れれば十分やろ」
ト「せやな､じゃあやろか」
『と…後々地獄を見ることになるとはその時誰も知るはずも無かった』
ゾ「なんやねんそのセリフ」
『なんとなく､いいからやろやろ』
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シ「やっべぇ…死ぬほど眠い…」
『ちょっとゲームやり過ぎたね』
ゾ「楽しかったししゃーないやろ」
昨日は夜遅くまでゲームをしてしまい私以外4人は睡魔と戦闘中
シ「あーもうあかん…」
そう呟くとシャオロンは教科書を縦にして寝始めた
しかし当然すぐバレた
『っ…ふふ…く…お願いやめて声に出して笑いそう』
シ「なんでAはそんな元気なんや…」
『ほぼ寝ずに学校に何回か行ってたし慣れた』
ゾ「あん時のAの意味わからんセリフ当たったな…」
『ほら頑張れ頑張れ』
それから暫く4人はどうやって眠らず授業を受けるか､バレずに眠りながら授業を受けるか考えた
しかし
ブ「起きなさいズッコケ4人組!!!」
まぁ無理でした
今回の授業笑いっぱなしで全然集中出来なかったな
『マジでお腹痛い』
シ「起こせや…」
『廊下いってらっしゃい』
笑い疲れてめちゃくちゃ眠くなってきたな
今日は師団サボっていつもの場所で寝よ
･
･
『…』
「あ､いた」
『…』
「普通に寝てるやん､Aさん」
『ぐっ…あれ…誰』
「起きました?」
『ショッピ先輩…んーーっねっむ…』
「昨日そんなゲームやってたんですか､さっきシャオロンさん達からゲームやり過ぎて授業寝たから立たされたって聞きましたよ､腹痛くなるほど笑いました」
『私もショッピ先輩と同じく爆笑しちゃってその疲れですごい眠くなったんで寝てました､師団なんかやってました?』
「今日の依頼は楽そうなやつだったんでシャオロンさん達に任せました」
『じゃあ寝よ』
「俺も眠いんで寝ます」
『ここいいですよね､誰も来ないし』
「そうですね｡…あ､そうだこれいりますか」
『ホットミルク?』
「これ飲めば気持ちよく寝れますよ」
『うっわ流石先輩尊敬しますわ〜』
「めっちゃ棒読みやん」
『あはは』
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作者名：しゃか
| 作成日時：2020年12月25日 13時
