能力者の兄妹 (ページ7)

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7話ページ7

私だって病む時はある

その時は必ず兄さんに気づかれないようにしてカラオケに行って1人で考え事をしてた

…助けてくれるのは本当にありがたいけど…段々私1人じゃ何も出来ないと2人に言われてるようで辛くなってくる

(A)

『どぅえっ!?!!?』

(変な声出すな)

『えっなに…なに』

(…やっぱり､何故お前の声が聞こえない)

『あ…えっ…と…』

(ん?そのブレスレット…)

『っ!!なんでもない!!』

(いいから貸せ)

『あっちょ!!』

(…聞こえるうになった､空助か)

『…』

(やれやれ…)

そう言うと何をするかと思えば急に握り潰して燃やし始めた

『いやいやいや何してんの燃えんのそれちょっと!?』

(アイツが作ったものだろ､爆発するかもしれないだろ)

『いやいやしないから!!』

(なんでこんなものつけてた)

『…別に』

(こんなものいらないだろ)

『え…?』

(ちょっと出かけてくる)

『ちょっどこに!!…行っちゃった』

なんだ…急に…

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「もう～どうしたの急にここに来たりして」

(もう二度とAにこんなもの渡したりするな)

「あれ､やっぱバレた?いや～GPS途中で切れたと思ったらやっぱり楠雄が壊したのか」

(壊して正解だな｡…いいからこんなものもう二度と作るな)

それだけを言いまた瞬間移動で戻っていった

「はぁ…全く､過保護すぎるよ楠雄｡まぁ僕も一緒か」

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『あ…おかえり』

(ただいま)

何してたの

(別に)

『はぁ…なんで壊しちゃったのほんと…』

(必要ないだろ)

必要だよ昨日みたいに間違って珈琲ゼリー食べた時言い訳でき……

『あ』

(昨日…??昨日のは父さんが食べたんじゃなかったっけぇ?)

やべぇさっき色々考えてたせいで普通に心の中で…

(A)

『…いやほんと…ごめん…』

(はぁ…まぁいい)

え…怖

(何か言ったか)

いえ何も

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