27話 ページ27
『んー…やっぱりおばあちゃんのご飯美味しい』
「ふふっそんなこと言っても何もあげれないわよ」
『っていいながらじゃんじゃん私のお皿におかず置くじゃん』
「食べれないなら僕が食べてあげようか?口移」
『それ以上喋ったら焼く。全部食べれるから』
「本当に仲がいいわね〜、そういえば明日はどうするの?」
『んー明日は…なにしよっか、なにしたい?2人は』
(お家にいたい)
何その喋り方キモ
(なんか言ったか)
ナニモ
「そうだな〜僕はAといれればそれでいいよ」
『2人とも何もする気ないじゃん…あっお兄ちゃんなんか面白そうな物持ってる?』
「面白そうな物?…あ、そういえばAのためにすごく難しいゲーム開発したんだった、明日やる?」
『なにそれめちゃくちゃやりたいやる!!!』
「はははっ可愛いなぁ。じゃあ明日は僕と2人きりでゲームしようか」
(おい)
「ん?なに?何か問題あった?」
『3人、ねっお兄ちゃん』
「…もう、わかったよ」
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次の日__
『んー……あ、今日もいい天気だ』
グーッと手を上に伸ばし窓を見れば青空が広がっていた
『散歩でも…ん?犬?なんでこんなとこに』
そう思い外に出て首輪のついた犬に近づく
『何してるの?』
(… …??なんだこいつ)
『なんだこいつって失礼な』
(気持ち悪っ、なんでわかったんだ)
『ほんと失礼だねそんな可愛いのに。…迷子?』
(別に迷ってないし散歩してるだけだし今ここがどこなのかわかってるし!!!)
『じゃあ家どこ?』
(……ってなんでコイツ声聞こえてんの!?!!?)
『私話せるから。…で?家は?』
(………あっち)
『絶対わかってないでしょ。…もう、この辺?』
(いや…結構歩いてきた……)
「どうかしたのAちゃん?」
『あっおばあちゃん、なんかこの子迷い子みたいで』
「あら、大変」
「…この辺じゃ見たことない顔じゃな」
『うわっ!?おじいちゃんいたの?!びっくりした…この辺にいないってどこからきたのほんと』
(知ってたらもう帰ってるわバーーーカ!!)
『やっと本性出したか。…仕方ない、お兄ちゃん達に頼むか』
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作者名:しゃか | 作成日時:2019年10月20日 11時