検索窓
今日:3 hit、昨日:17 hit、合計:66,999 hit

18話 ページ18

屋敷に着くとなんと中はバタバタとしていた


一体どうしたのか、近くを通ったロマーリオを呼び止めて話を聞くことに




「どうかしたのか?」


「っディーノ坊ちゃん!!今あのステッラファミリーが襲われてそこのボスの娘が意識不明の重体で発見された」


「…は…??アイツが…??アイツはどこにいんだよロマーリオ!!」




嘘だろ…どうして、どうしてアイツが




















アイツがいる部屋に入りベッドに近づく

意識不明と言っていたから眠っているだろうと思い近づいたのだがなんと目が開いていた




「だ、大丈夫か…?」


『…』


「なぁ、おい…」


『…ディーノ…か。…なんで人って殺すんだろうね』


「どうした?大丈夫か?」


『いつも、仲良くしてたメイドさん…昨日アクアって人がいるって言ったでしょ』


「あ…あぁ、あの人か」


『その人、すごくいい人なの。私とも遊んでくれて、大好きだったのに。…それなのに、あの人は父さんを殺した。笑顔で』


「なっ…」


『突然家が火事になって、父さんと逃げようとしたらその人が来てさ。一緒に逃げようと近づいたら突然ナイフで襲ってきたの。なんとか父さんと逃げたけど…私転んじゃって。…そしたらアクアさんが私を殺そうとした』


「…まさか」


『そうだよ。…父さんが、庇ってくれた…そしたら私目の前真っ暗になって…気がついたら手が真っ赤だった…気付いたら…床に、アクアさんが血を流して転がってた…』


「…殺したのか…?」


『みたいだね…その後母さんと逃げたけど…私肩切られて足撃たれてでほとんど動けなかったの。母さんもボロボロだった…そしたら…母さんは私に先に逃げるように言った。嫌だと言ったら怒鳴られて…泣きながら怒ってた』


「…」


『それで…逃げたけど…後ろから女の人の悲鳴が聞こえた…多分…もうステッラファミリーは私だけ…全員死んじゃった…』



アイツは涙を流しながら何があったかを俺に話してくれた

俺はただ手を握り頭を撫でるしかできなかった



「…やっぱりディーノには話をしてくれたね」


『…』


「っ親父…」


「ちょっと話があるんだ」









___

19話→←17話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くら(プロフ) - 27さん» ありがとうございます〜!!また雲雀さん書きたいなって思ってるのでぜひぜひ見てください( ˘ω˘ ) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
27 - とっても面白かったデス。 恭君可愛いスギ///尊死… (2019年4月8日 2時) (レス) id: 83d0ffd5ad (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - かっぱえびせんさん» ありがとうございますー!!今忙しくて少ししか更新できませんが頑張ります…!! (2019年3月13日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱえびせん - 面白すぎる!更新陰ながら応援してます! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 18f009c68c (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - teさん» あああっありがとうございますーー!!!良い作品になるよう頑張ります!! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くら | 作成日時:2019年2月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。