17話 ページ17
その日からよくアイツと遊ぶようになった
…というか、俺がアイツの修行場所まで行き誘っている
アイツは断ることはせずにうん、と言って着いてきてくれる
「なぁ、そろそろ名前教えてくれてもいいだろ」
『あー…アクアだよ』
「アクア?へぇ」
『…はははっ』
「何笑ってんだ?」
『アクアは私のとこのメイドさんの名前』
「いやお前の名前教えろって!!」
『んーまだ信用してないからむーり』
「お前なぁ…」
『ねぇディーノ』
「なんだ?」
『アナタは本当に私のこと騙したりしてない?』
「するわけねぇだろ。前にも言ったけどお前は俺にとって妹みたいな存在なんだよ。あっそんなやついたら俺に言えよ!!ぶっ飛ばしてやるから!!」
『バーカ、絶対そんなことできないくせに』
「うっ…」
『…まぁ、ありがと』
「え?」
『じゃあまたね。今日は早く帰らないと』
「お、おう」
またね、なんて初めて言われた
俺は嬉しくてアイツが見えなくなったのを確認すると満面の笑みでガッツポーズをしてしまった
「…帰るか」
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「おーい…って…あれ…いねぇのか?」
おかしいな…いつもならいるはずなのに
「…なんだ…これ」
俺はその時うまれて初めてこんな嫌な予感に襲われた
すごく気分が悪かったからその日はアイツの事は諦めて家に帰ることに
帰る途中、あちこちからサイレンが聞こえてくる
「…火事か」
空を見ればどこからか煙があがっていた
「って見てる場合じゃねぇな…帰らないと」
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くら(プロフ) - 27さん» ありがとうございます〜!!また雲雀さん書きたいなって思ってるのでぜひぜひ見てください( ˘ω˘ ) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
27 - とっても面白かったデス。 恭君可愛いスギ///尊死… (2019年4月8日 2時) (レス) id: 83d0ffd5ad (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - かっぱえびせんさん» ありがとうございますー!!今忙しくて少ししか更新できませんが頑張ります…!! (2019年3月13日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱえびせん - 面白すぎる!更新陰ながら応援してます! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 18f009c68c (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - teさん» あああっありがとうございますーー!!!良い作品になるよう頑張ります!! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2019年2月26日 22時