私の子犬2 [入間銃兎]

ディエーチ ページ10

「はいじゃあ次入間(人1)さん､お願いします」


「はい!」



そう返事をして立ち上がり作文を読み始める






「〜〜｡そんなかっこよくて優しいお父さんが大好きです!!」


「はい､とてもいい作文でしたね」




…めっちゃ銃兎の惚気を聞かされていたような??




「…結構照れるな」


『ふふ…可愛い』


「うるさいぞ」


『へへっごめんなさーい』


「全く…ほんと可愛いやつ」


『銃兎だって｡…今誰も見たことないような笑顔してるよ』


「嬉しくてな｡中々戻らない」


『はははっ､今日の晩ご飯はご馳走作らないと』


「はいじゃあ次は……」









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「あっお父さーん!!」



(人1)は銃兎を見るとダッシュで近づき抱きついてくる
銃兎はそれを受け止めて抱き上げる




「おかえり､作文ありがとうな｡…すごく嬉しかった」


「作文用紙1枚だけって言われたから少ししか書けなかった…」


『…うん､確かに1枚じゃ足りないよね』


「おい｡…ほんと俺は幸せ者だな」


『はははっ本当にね｡…早く帰ろ?晩ご飯今日はご馳走だよ』


「やった!!……作文の時お父さんのことばっか言ってたけどちゃんとお母さんのことも好きだからね」


『え?』


「早く帰ろお父さんー!!」


「あぁ｡…よかったな」


『…ふふ…今日は(人1)の好きな物ばかり作っちゃお』


「もうお母さんはやくー!!」


『はいはい』








･






･





「あの女か」


「入間A…あぁ､間違いない」


「ふーん｡中々可愛いな」


「おい､あんま乱暴するなよ｡大事な"商品"なんだから」


「わかってるよ｡…ヤク中の野郎に女渡したらどうなるんだろうな」


「知ったこっちゃねぇよ､俺はただ依頼されただけだ｡その後のことを気にする必要ねぇ」


「ほんとお前は冷たいな」


「うるせぇ｡…行くぞ」









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