ヴェンティチンクエ ページ25
「A!」
『ん?』
「大丈夫か…?気分はどうだ?」
『大丈夫｡先生のおかげですごく気分がいいよ』
「そうか…本当によかった｡もう見えないか?」
『うん｡大丈夫』
「よかった…本当に…よかった」
『ははっ…銃兎泣かないでよ｡…ん､おいで』
「なっ……はぁ…遠慮する､って言いたいが…」
手を広げニコリと笑うと銃兎はベッドに座り抱きついてくる
優しく頭を撫でるとさらに抱きしめる力が強まった
『ごめんね､今まで迷惑かけて』
「迷惑なんて思うわけないだろ｡…すぐに助けられなくて本当にごめんな､A」
『気にしないでよ｡…落ち着いた?』
「あぁ…ありがとうな」
『どういたしまして』
「ちょっとごめんね」
『っびっくりした…どうかしましたか?神宮寺先生』
「様子を見たいから1週間後に私が務める病院に来て欲しいんだけれどいいかい?」
『私は大丈夫ですよ｡…1週間だと平日だし銃兎も(人1)もいないか』
「無理してでも休みをとるから大丈夫だ」
『何が大丈夫なのさ｡ダーメ､お仕事行って』
「1人じゃ危ないだろ」
『大丈夫､シンジュクでしょ?行けるって』
「…お前は可愛いからまたさらわれたらどうすんだよ」
『可愛くないってば｡…もう､それならこまめに連絡するから｡それでいい?』
「……でもな」
「それなら私が駅まで迎えに行く､というのはダメかい?」
『えっ神宮寺先生が!?そんな迷惑は…』
「大丈夫だよ｡…でも他の男と2人にするのは許せないかな?」
「…今回は…仕方がありません…お願いできますか?」
「あぁ､もちろんいいよ」
『すいません…ありがとうございます｡神宮寺先生』
「いいよ｡それと私のことは寂雷でいいよ」
『じゃあ寂雷先生で』
「先生」
「ん?あぁ左馬刻君」
「帰りは俺が病院まで迎えに行っから終わる時間教えてくれねーか」
「なっ左馬刻勝手に」
「仕事だろうが｡…変な野郎が近づいたら速攻でシメてやっから安心しろ」
「たく…わかったよ､頼む」
「Aさんは何時くらいに来れそうなんだい?」
『昼頃には』
「そうか…それなら左馬刻君､15時までに病院に来てくれるかな｡それまでに終わらせるようにするよ」
「おう」
『ありがとうございます､左馬刻さん｡今度何かお礼しますね』
「いいから気にすんな」
「Aに何かあったら許さねぇからな左馬刻」
「わーってるよ」
___
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ゆる - はわぁ…！面白かったです…！！ (2020年8月20日 8時) (
レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
ルム - はわわ！…こちらこそです！…息子と銃兎さんに取り合いされる夢主が見たくなちゃったので(なんか…良き!)…毎回癒されてます！返事ありがとうございました！ (2019年1月28日 22時) (レス) id: 5248175efa (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - ルムさん» ありがとうございます!! なるほどなるほど…そんなこと言われると書きたくなっちゃいますよ…!!私も息子と娘悩みまくってどっちも書きたい…って思っていて…この話が終わったら息子バージョン書いちゃいますね!!ありがとうございます(^^♪ (2019年1月28日 9時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
ルム - 娘バージョンは娘バージョンで…別の…ってゆう。銃兎さんと夢主と息子…3人…っとゆう。分かりずらかったらすみません┏○ﾍﾟｺｯ…あと、気が早くてすみません┏○ﾍﾟｺｯ…これからも、応援してます！ (2019年1月28日 1時) (レス) id: 5248175efa (このIDを非表示/違反報告)
ルム - |´-`)ﾁﾗｯ…第1章？お疲れ様でした！…それと、今の2のやつが…ってまだ、早いですが…終わったら…と言うか…息子バージョンの方も見てみたいです！ (2019年1月28日 1時) (レス) id: 5248175efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2019年1月27日 23時
