私の子犬2 [入間銃兎]

トレーディチ ページ13

「すいませんねぇ遅くなりました」


「いえいえぜんっぜん大丈夫ですよ」


「うわっこえぇ笑顔…」


「あ"…?」


「なんでもねーっすよ｡…それよりその女はさっき薬で寝かせましたから起きないうちに持ってった方がいいっすよ」


「…あぁ…やはり美しいな｡…どーぞ､この中にお金はちゃんと入ってる」


「確認します｡…たしかに､では私達はこれで」









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『…』


「ン…はぁ…」




どこかで変な声が…聞こえる気が



ゆっくりと目を開けるとまた知らない場所にいた

ベッド…って､足と手になにか




「あれ…起きましたか?」




顔を上げるとそこに若い男性が立っていた

…そして､何故か手には注射器




『ここ…は……え?』





起き上がるとあまり手と足が動かせなかった



ベットに鎖で繋がれている




「…あぁその姿…美しい」


『っ!?!!?…ふ…服が』




何故か私は真っ白の半袖のワンピースを着ていた



「大人しくしててね」


『いやっやめて!!』


「やめると思う?」


『っ…』





ニコリと笑った男性を見ると恐怖が一気に込み上げて震えが更に酷くなる





「震えてるね…寒い?あっ…怖いのか」


『な､なに…する気､ですか』


「んー…イイ事…かな?」




その言葉を言われた瞬間背筋に寒気がはしった





やばい




私の頭の中でこの言葉が何度も繰り返される





「…大人しいね､君｡もしかしてこういうこと初めてじゃない?」





昔にお母さんが連れ込んだ男に何度もこういうことをされかけた


毎回外へ逃げれたけど…今日は絶対に逃げられない





『や…めて…お願い…』


「やーだ｡…さて､まずはその怯えた表情を楽しもうかな?」



クスクス笑いながら男性は自分の下着を少しズラし触り始めた




私は見れずに顔を背けると頭を掴まれ無理やり向かせる





「はぁっダメだよ…ちゃんと見てて…?」


『やめて…お願いやめて!!離して!!』


「ああっその冷めてる目…さいっこうだよ」


『嫌だ嫌だやめてお願い!!!』


「僕が気持ち悪い…?死んで欲しい?」


『っ…おねが…やめて』


「君のその表情最高だよ…ねぇもっとその目で罵ってよ」


『いや…』


「ぁッ…いいよ今の…そっろそろ…イく」


『っやめて!!お願い!!!』




男性の腕や肩を掴み離れようとするが中々離れない




「━〜ッ!!」


『っ!!』


「はぁ…ははっ…顔に､かかっちゃった…綺麗だよ…??」

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