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お話..8 ページ8

『さて…と､よし!!今日から新しい生活』



今日からはAではなく(人1)として生きていく





『…あとは仕事だけ…何やろうかな』




仕事と…それと､友達…?



友達って…どうやって作るんだろう



『んー……あっ…それより今日の晩ご飯買いに行かないと』






_____________









_______








___




『これと…これと､これ…よし､買い忘れはない…』



早く帰ってご飯食べながら色々考えよ




そう思い歩き出すと誰かとぶつかってしまった


『っ…ごめんなさい』


「いえ…こちらこそ申し訳ありません」





…あ…




「どうかしました?」


『…いえ､知り合いに似ていて｡すみません､それじゃ』






走って店から出ていく






間違いない､私とぶつかった相手は沖矢昴



…本名赤…あか…あっ…




『…え…あれ…』



赤……い…



………




『あっ!!!』



周りに人がいるのについ大声を出してしまった



急いで謝り走る






…赤井秀一､組織ではライと呼ばれていた男



FBIの人間だったか




別に調べる必要はなかったけど一応





たしか赤井秀一も死んだことになっているんだっけ






ガチャ､とドアを閉めてソファに腰掛ける




『そういや…安室透もここ住んでるんだったな』




街を出ようか考えたがそれはやめた




…なんとなく､ここを離れたくなった






安室透は私の顔を知っている


…気をつけないと､一応顔隠して外歩かないとな







『神様はどうしてこんな面倒なことを…』







死にたくない





どうしてそんなことを思ってしまったのか




私は殺し屋をしていたのに､自分で死ぬ時に死にたくないなんて




本当バカみたい






『…はぁ…私は元殺し屋､降谷零は公安警察』





警察は犯罪者を捕まえるのが仕事






なんて人を私は好きになってしまったんだろう




こうやって(人1)として生きても私は好きな人とは結ばれない




…普通の生活をしても､普通の恋はできない





『こんな惚れるなんて…聞いてないし』





静かな部屋で小さく笑う




『…ご飯､作るか』







. .

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くら(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます､修正しました｡申し訳ありません( ..)" (2018年10月5日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
 明里香(プロフ) - 34話に誤字がありました。「デコピンされたり」ではなく、「デコピンされたい」です。 (2018年10月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：くら | 作成日時：2018年8月11日 0時

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