お話..34 ページ34
すぐに退院できるそうで今は零の車に乗り帰宅中
覚悟しておけの言葉が気になり何も喋れない
ハロは私の膝でぐっすり眠ってる…
「…」
『…』
…怒られるかな
「頭どうだ」
『えっ｡…あぁ､大丈夫』
びっくりした…
「腕は?」
『大丈夫だよ』
「そうか…｡来るの遅くなってごめんな」
『気にしなくていいよ｡来てくれてありがとう』
「お前は僕の大事な恋人だからな､当たり前だろ」
わしゃわしゃと頭を撫でられ相手を見ると前を見ながら嬉しそうに笑ってる
しかし少し頭が痛いぞバカ
怖いから言わないけど
『…恋人か』
「どうかしたか?」
『いや…今までは仕事のために恋人になったりしたけど今回は仕事関係なく付き合ってるんだなって思って｡なんか嬉しくて』
「ふはっそうか｡…身体まで使って仕事するなんてもう二度とするなよ」
『しないよ｡…あ､もう少しだね』
「帰ったらすぐにご飯作るからな」
『ん｡…ねぇ覚悟しとけってどういうこと?』
「僕は前から周りには気をつけろ､と言ってあったのに階段から落とされましたからねぇ?」
『いや…だってまさか落とされるとは…』
「…まぁ軽くお仕置きするだけだ､安心しろ」
『いや安心できると思うそれで??』
「できるできる」
『絶対できないって…』
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『ハロの足綺麗にして…お水あげないと』
「それは僕がやるからお前はここに正座してろ」
『…はい』
怖い……
「…よし､まず聞きたいことがある｡あそこは人通りが少ないと言っていたな」
『はい』
「後ろから怪しい気配がするとは思わなかったのか」
『誰かいるなぁ…としか…』
「…はぁぁ…背後に気をつけろって言ってただろ｡バカ」
『めんご』
「デコピンされたいですって?」
『脳震盪悪化するいや頭蓋骨に穴があく…』
「そこまでいくか」
『ごめんなさい…』
「…今回､犯人が誰でもよかったから殺してみたかったっていうふざけた理由だったらしい」
『あぁ…まじか…』
「そいつは捕まったがまだ通り魔は捕まっていない｡…だから外に出る時は僕も一緒だ､いいな」
『零仕事じゃん』
「ハロの散歩は朝に行くぞ､一緒にな」
『寝かせて…』
「ダメだ」
『…はぁ…じゃあ捕まったらいつも通りに戻っていいの?』
「あぁ」
『わかったよ』
…暫く早寝早起きだ…
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くら(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます､修正しました｡申し訳ありません( ..)" (2018年10月5日 7時) (
レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 34話に誤字がありました。「デコピンされたり」ではなく、「デコピンされたい」です。 (2018年10月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年8月11日 0時
