よんじゅうはち ページ48
二人で店の中へと入る
店には梓さんしかいなかった
「窓際」
『え?』
「じゃなかったか」
『…え??』
そのまま男性は先に窓際の席へと座った
注文をしたあと外を眺めるだけで喋ろうとはしなかった
『…あの､お名前は』
「あぁ…悪い､赤井秀一だ」
『赤井さんですか…麻倉Aです』
「…よろしく頼む」
『赤井…さん､さっき落としたメガネ…自分のですか?』
「何故だ?」
『いや…沖矢昴という方のメガネに似てて…それにメガネをかけるほど視力悪くないですよ…ね…』
喋っている途中でコンタクトという物があるのを思い出した
「…あぁ､友人の物だ」
『沖矢昴さんの友人なんですか?』
「そんなところだな｡…この後行くところはあるのか?」
『家に帰りますけど』
「今日は車がある､送っていく」
『えっそんな!!大丈夫ですよ､近い…近いですから』
「……嘘をつくのが下手と言われたことあるか?」
あぁもう嫌だ私…
目をそらして返事をしないでいると梓さんがコーヒーを持ってきてくれた
･
･
『ホントにすいません…ありがとうございます』
「気にするな」
『はい…』
喫茶店では静かにコーヒーを飲み赤井さんの車で家まで送ってもらえることになった
助手席に座り何度も謝る
「君のその左目､前に聞けなかったから教えて貰ってもいいか?」
『……前…???』
「覚えてないか」
『いや…初対面ですよね』
「…沖矢昴」
『……のご友人のお方で…?』
「本人だ」
oh…
マジデスカ
『……いやっ別人ですよね!?名前も違い…いやこれはいいか｡顔も声も違います!!』
そう言うとカバンからチョーカーのようなものを取り出し首に取り付ける
「あー…ん､どうです?Aさん」
『…うわ』
驚きすぎて素の自分が出てしまった
『あ､その…す､すごいですね…声が､その…』
「色々あって姿を隠さなければならなくてな」
…降谷と同じ
「降谷くんと似たような感じだろう」
『…ずっと思ってたんですけどお二人はお知り合いですか?』
「まぁな｡…君は知っているのか､彼がどんな人物か」
『え?』
「降谷零､安室透…その他にもう一つ
裏の組織で活動している､バーボンという名だ」
『裏の…組織…?』
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くら(プロフ) - ばななウユさん» コメントありがとうございます!!あぁっ嬉しすぎますヽ(；▽；)ノ 一気読みですか!!ホントにありがとうございます(*´`)更新頑張ります!!♪ (2018年6月9日 18時) (
レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
ばななウユ(プロフ) - あー！！二人とも可愛い！！特に夢主ちゃん可愛いー！！あ、面白くて一気読みしちゃいました！更新頑張ってください！(≧ω≦)ｂ (2018年6月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - Nanaさん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね(^^♪ (2018年5月30日 13時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
Nana(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます(´ｰ｀) (2018年5月30日 11時) (レス) id: 30ca364d2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年5月27日 21時
