じゅうきゅう ページ19
『…はい…すいません､明日は必ず行きますので』
「あんまり無理しないで｡…そういえば昨日来た金髪の男性はかれ」
『違います､ただの知り合いです』
「えぇ〜ホント〜?」
『本当に違います｡彼氏ならすぐに連絡してますよ､熱出たって｡だから違います本当に』
「そっか〜二人結構お似合いだと思うけどねぇ」
『…店長､怒りますよ』
「あははっ､冗談｡じゃ､明日来れそうだったらお願いね､お大事に」
『はい』
熱は下がった
しかし咳が止まらない､喉も痛い
熱はないのに昨日より何故か酷くなった
こんなこと…あるのか?
……まぁいい､寝るか
･
･
･
『…っゲホッ…オエ"ェッ…』
あ…まず
そう思い口元を抑えてトイレへダッシュ
『…はぁ…嘘だろ…何年ぶり…』
ジャーッと水を流して台所へ行ってうがいをする
『ゲホッ…』
台所はあの男によって綺麗になっていた
洗濯も全て洗われて干されていた
そう
"すべて"
私は部屋に干されている下着を見つめながら思ったのだ
……ありがたいけど
下着は洗わないでほしかった…
はぁ…とため息をはいて部屋に干された洗濯物をとりこむ
『……あ､薬…ない…』
そうだ…残り少なかったんだ
くっそもう具合悪いのに…
…外に出るしかない
けど…眼帯にマスクしたら…どうなるか
顔のほとんど真っ白よ
眼帯とマスクで
私はいつもメイクをする時の鏡を取りだしマスクをする
そして髪でうまく片目を隠す
一応ワックスでも固める
『…っし､いいか』
･
･
『…ゲホッゴホッ……体調悪いのにお腹減ってきた…朝ごはん抜いたしなぁ…』
頭痛がしたので頭を抑え歩く
するとあまり前が見えていなかったのでドン､と誰かにぶつかってしまった
「あっ､すいません!!大丈夫ですか…?」
『…すいません､大丈夫です』
私がぶつかったのに女の人はすぐに謝った
そして私の心配をする
うん
この女子高生はいい人だ
私がそれじゃ…と言うと思い切りお腹がなった
ぶわあっと顔が熱くなるのがわかる
「…あの､近くに喫茶店あるので…来ませんか?」
『……申し訳ありません…』
私はその女子高生…毛利蘭さんの後ろをついていった
着いた場所は
『…ポ､ポアロ…』
__
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くら(プロフ) - ばななウユさん» コメントありがとうございます!!あぁっ嬉しすぎますヽ(；▽；)ノ 一気読みですか!!ホントにありがとうございます(*´`)更新頑張ります!!♪ (2018年6月9日 18時) (
レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
ばななウユ(プロフ) - あー！！二人とも可愛い！！特に夢主ちゃん可愛いー！！あ、面白くて一気読みしちゃいました！更新頑張ってください！(≧ω≦)ｂ (2018年6月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - Nanaさん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね(^^♪ (2018年5月30日 13時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
Nana(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます(´ｰ｀) (2018年5月30日 11時) (レス) id: 30ca364d2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年5月27日 21時
