深澤家の兄妹は芸能界にいる！4！

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Tatsuya.F.side

翔太とAが撮られた

どっちも芸能人なんだから気を配ってやればよかったなぁーなんて思う

ま、今更どうこう考えても意味ないんだけどさ

深｢ただいまー｣

『おかえりー』

いつも通り晩飯の準備をするAの背中に声を掛ける

深｢ごめん｣

『なにが？』

深｢いや、翔太との…｣

『あー？あれね！笑』

何かを思い出したかのように笑ううちの大女優

深｢なに？なに？なに？｣

『今日ね？マネージャーからその事聞いて…』

Twitter見たらめっちゃ祝福されてたらしい

深｢なんだよそれ笑｣

『私もそれ思ったよ笑』

『だからさ、気を配っておけばーとか思わなくていーんだよ』

見透かしたように俺の思っていたことを言い当てるA

『というか、ややこしいところまで買い物に行った私が悪い。』

"翔太くんも巻き込んじゃって。私こそごめん"

しょぼんとする彼女をみると…あ、だいぶ弱ってるんだなと思う。

炎上はしていなかったけど、誘ったのは彼女なだけあって罪悪感があるらしい

深｢ってかなんでジュエリーショップ？俺でも良かったじゃん｣

『あーっ…』

気まずそうな顔をするA

深｢え、なによ｣

『なに？お丸さん？笑』

『あ、私お丸さんのアクスタ持ってるよ』

深｢やだ！嬉しい♡って、話しそらしたな！？｣

『お丸さん好きなんだよねぇ〜』

深｢でもそのアクスタ俺があげたやつだろ！？｣

『〜♪』

わざとらしく鼻歌でLock On!を歌うAは自分の部屋に入っていく

深｢ちょ！Aっ！？｣

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝとしつこいぐらいにドアを叩くと

ぴょこっとAが顔を出し

『早いけどこれ』

深｢え、｣

『たんっ…じょうびプレゼント…これを翔太くんと買いに行ってたの…』

深｢A…｣

『私明日インスタでこのことファンのみんなに伝える予定だから…その前に渡したくって』

罪悪感と、恥ずかしさと色々な感情が入り交じってるのか片手で口元を隠ししりつぼみになりながらそう話す

かぁいいうちの妹

深｢ほんと、、、かぁいい〜！｣

たまらなくなって佐久間よりももっと小さい彼女を抱きしめる

『離せ〜！！』

深｢そんなかぁいい妹様にはちゅーしてあげる♡｣

『まじやめて！』

深｢ちゅー｣

『顔近づけてくんなぁぁぁぁぁ！！』

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