結婚式 1 ページ15
ｰAside
A「悠花さん、綺麗…。」
悠花「ふふ、ありがとう。」
目の前には、純白のウエディングドレスを纏った悠花さん。
今日は悠花さんと健太さんの結婚式。
身体に沿うようなマーメイドラインのドレスを着た悠花さんはとても綺麗だった。
A「健太さんに会いました？」
悠花「ううん、まだ。
式まで会うつもりないし。」
A「ああ…。」
悠花「Aちゃんは？」
A「まだです。
陸さんたちは今健太さんの所行ってますけど。」
悠花「そっか。」
A「今日、悠太くんは？」
悠花「お義母さんが見てくれてる。」
A「ああ、そうなんですね。」
悠花さんが笑顔で頷いたとき、控え室のドアがノックされた。
ドアが開いて、顔を出したのはパンツスーツを着た女の人。
？「悠花ー、そろそろ。」
悠花「はーい。
あ、Aちゃん紹介するね。
ウエディングプランナーで、私の親友の若葉。」
若葉「初めまして、藤宮若葉です。」
A「雪姫Aです。」
悠花「与那嶺の恋人。」
A「えっ、瑠唯さんの!?」
悠花「そうそう。」
若葉「ちょっとやめてよ。
職場の人に聞かれたら面倒なことになるから。」
悠花「ごめんごめん。」
若葉「あ、そう言えば神谷かっこよかったよ。」
悠花「待って、健太のこと見たの!?」
若葉「当たり前じゃない、担当は私なんだから。」
悠花「そうだけど…。」
若葉「あ、そんなことよりそろそろ入場だよ。
もう神谷も行くから。」
A「あ、じゃあ私も行きますね。」
悠花「うん、後でね。」
笑った悠花さんに頷いて、私は結婚式場に向かった。
後ろのドアからそっと入って、陸さんの隣に腰を下ろす。
陸「話せた？」
陸さんが小声で聞いてきた。
A「はい。
悠花さん、綺麗でしたよ。」
陸「そっか。」
陸さんに頷いたとき、扉が開いた。
コツコツと足音を響かせながら、タキシードを着た健太さんが歩いてくる。
健太さんは祭壇の前で止まり、こっちを向いた。
それから少しして、再び扉が開いた。
扉の向こうにいたのは悠花さん。
両手でブーケを持ち、少し目を伏せてしずしずとバージンロードを歩いてくる。
健太さんの口元に笑みが広がった。
悠花さんが祭壇の前に辿り着くと、健太さんが手を伸ばした。
その手を取り、足を踏み出す悠花さん。
祭壇の前で2人が向かい合うと、神父さんが口を開いた。
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直実(プロフ) - のあさん» ありがとうございます、更新頑張りますね (2021年2月28日 20時) (
レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 続編待ってます！ (2021年2月25日 23時) (レス) id: 204a7d0311 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - kanonさん» はじめまして、コメントありがとうございます！続き…最近思い浮かばなくて…(おい)頑張って捻り出そうとしているのでもう少しだけお待ちください (2020年11月11日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんもお身体に気を付けてくださいね (2020年11月11日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
kanon - はじめまして。今のところは全部読ませていただきました！とってもドキドキしました。続きが気になります。もし良ければ更新して頂けないでしょうか？ (2020年11月10日 23時) (レス) id: 139bab0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2020年8月5日 10時
