ゴールデンレトリバーとロシアンブルー④ (ページ50)

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赤ちゃん 2 ページ50

ｰAside

悠花「何言ってんの、子供産んだら復帰するわよ。」

A「えっ！」

悠花「いいわよね？健太。」

健太「うん、いいよ。」

悠花「健太もこう言ってるし。
まあ健太ごときに反対されても復帰するんだけど。」

健太「ごときってなんだよ、ごときって！」

A「悠花さん、ほんま？」

悠花「うん。
だって私はRAMPAGE専属だからね。
ちゃーんと戻って来るわよ。」

A「嬉しいです。」

悠花「それにギリギリまで仕事続けるつもりだしね。
いなくなるって言っても長くて4ヶ月くらい？
…産まれたら赤ちゃん仕事場に連れて来るのダメですかね？」

力矢「いいんじゃない？
皆子供好きだし。」

悠花「あ、本当ですか？
ありがとうございます。」

健太「健太がパパかぁ。」

瑠唯「甚だ不安でしかない。」

悠花「私も。」

健太「なんでだよ！」

陣「結婚式挙げるん？」

健太「挙げるとしても本当に身内だけかなぁ。
親と兄妹とメンバーとHIROさん？」

悠花「ああそうか、健太はそうね。
私は若葉くらいかな。
両親10年以上前に死んでるし。」

陣「えっ。
ごめん、俺まずいこと言うたな。」

悠花「大丈夫ですよ、気にしないでください。
父親が母親殺して自殺しただけなんで。」

あっさりと言う悠花さん。

陣「…いやいやいや、気にする！
気にするでそれは！」

悠花「私はたまたま健太の家にいたから無事だったんですけどねー。」

悠花さんはけらけらと笑いながら言った。

健太「…。」

健太さんが無言で悠花さんの肩を抱く。

悠花「本当に大丈夫ですよ。
そりゃあのときはショックだったし周りからも色々言われたけど、健太がそばにいてくれたんで。」

悠花さんの言葉に、ふん！とドヤ顔をする健太さん。

健太「健太って実は結構悠花に必要不可欠だよね。」

悠花「意外とね。」

健太「意外とってなんだよー。」

そう言って悠花さんにじゃれつく健太さんを適当にあしらいながら悠花さんは頭を下げた。

悠花「しばらく動きにくくなりますが、よろしくお願いします。」

RMPG「お願いします！」

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移行の準備ができましたので、ゴールデンレトリバーとロシアンブルー⑤へ移行します！
⑤でもよろしくお願いします！