Girlfriend 5 ページ7
ー陸side
目を覚ますと、自分の部屋のベッドの上で。
起き上がると、二日酔いで頭が痛かった。
水を飲もうとキッチンに行くと、そこにはAがいた。
A “…陸さん、昨日のことなんですけど…。”
陸 “ごめん、俺何かした? 覚えてないや。”
本当は覚えていたのに、俺は嘘を吐いた。
あの頃俺はAは翔吾と付き合っていると思っていた。
Aは翔吾に心を開いていて、彼の前では口数も笑顔も多かったから。
…彼氏がいるのにあんなこと言われても迷惑だろうし。
陸 “ごめん、俺何したか覚えてないけど、それ忘れてくれる?”
A “…忘れなきゃ、ダメですか…?”
俺を見上げてそう言ったAに、どうしても惹かれて。
だけど、この気持ちは伝えられない。
伝えてはいけない。
だって、誰も幸せになんてなれない。
だから、俺は頷いた。
Aは一瞬泣きそうな顔になって、“分かりました。”と言った。
その日から、俺はAをできるだけ避けた。
本当はもっと彼女と話したい。
彼女の笑顔を側で見たい。
…Aを、幸せにしたい。
だけど、翔吾から奪える訳もなくて。
きっとAの眼中に俺はいない。
そんなある日、家に帰るとAと鉢合わせした。
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直実(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!めちゃくちゃ励みになります!これからも応援していただけると大変嬉しいです (2019年12月20日 18時) (レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きですRIKUくんと北人君と樹君と翔吾君と壱馬君とまことくん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月20日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:直実 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時:2019年12月15日 14時