お見合い 11 ページ41
ｰAside
陸「ありがとう。
じゃあ、ちょっと部屋行こっか。」
陸さんに手を引かれて、彼の部屋に入る。
陸「2人はどこにいるの？」
A「…ミナがお見合いに行って…、翔吾は、それを壊しに行った…。」
陸「どうして？」
A「…翔吾、ミナのこと好きだから…。
あの2人、両想いだから、後悔して欲しくなくて。」
陸「2人は今どこにいるの？」
A「分か、りません…。」
陸「じゃあ、お見合いはどこでやってたの？」
A「…。」
陸「言えない？」
A「ごめ、なさ…っ。」
陸「あーあー、泣かないで。
怒ってる訳じゃないから。」
A「…っ。」
陸さんが私の頭を優しく撫でる。
陸「A、ミナさんと翔吾のためを思ってそうしたんだよね。」
A「でも…っ。」
陸「うん？」
A「連絡、ないから…っ、私、余計なことしちゃったかもしれない…っ。」
陸「それはないよ。
Aは翔吾の背中を押してあげたんでしょ？
Aはいいことしたよ。」
泣かないで、と陸さんが私の頬を拭う。
彼は私の背中を軽く叩いて立ち上がった。
陸「ちょっとユーリさんたちに今の話してくるね。
ついでに氷も持ってくるよ。」
私は彼の服の裾を掴んだ。
陸「ん？」
A「は…早く、帰ってきてください…。」
陸「うん、分かった。」
陸さんは柔らかく笑って私の頭を撫でた。
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直実(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ励みになります！これからも応援していただけると大変嬉しいです (2019年12月20日 18時) (
レス) id: 993595d907 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きですRIKUくんと北人君と樹君と翔吾君と壱馬君とまことくん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月20日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年12月15日 14時
