求愛行動【浦島坂田船】 (ページ42)

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浦田とデート(番外) ページ42

side you

『浦田先輩何処行きたいですか？』
う「お前となら何処へでも」
『1番困るんで辞めてください』

只今浦田先輩とデート中です
何故そうなったかと言うと

～回想～
し「A、ちょっとええ？」
『なんですか？』
し「今日うらさん誕生日なんよ」
『はぁ、何か用意した方がいいですか？』
し「いや、準備したいでAにはうらさんとデートして欲しいねん」
『…何故？』
し「準備するで時間稼ぎや！頼んだで！！」
『え？あっ、ちょっ！』

～回想終了～

志麻先輩面倒臭い事押し付けてきやがって
デートなんてした事ないから分かんないよ！

『あーじゃあ隣町にショッピングモール出来たらしいんでそこ行きましょ』

由珠が言っていたが中々良かったらしい
由珠に感謝しなきゃな

う「あー、そうだな行くか！」

よし決まった
後はどれだけ時間稼ぎ出来るかだな…

う「ところでさ、これってデートって事でいいよな？」
『そうなりますね』

浦田先輩を見ると白い綺麗な歯を見せてニカッと音が付きそうなぐらい眩しい笑顔で私を見ていた
…時間稼ぎなんて言えない
そもそも言うつもりも無いけど

う「じゃあ行くか！」

そう言うと浦田先輩は手を出てきた

『ん？』
う「手繋ぎたい」
『なっ///』
う「駄目か？」

悲しそうな顔で見ないでくださいよ！
この人女子がこの顔に弱いの知っててやってる
うぅ…

『…わ、分かりましたよ！』
う「ｸｽｯありがと」

手を繋がれ歩き出す

『/////』
う「そんなに恥ずかしい？この繋ぎ方」

そう言って指が絡まるような繋ぎ方所為恋人繋ぎで、繋がれた手を私の目の前に出してきた
こんな繋ぎ方した事ないし恥ずかしいに決まってる

『っ///うぅ、い、早く行きますよ！』
う「はいはいww」
『笑わないでください！』

そのまま手を離さないで駅に向かった
改札で手を離したけどすぐまた手を繋いで電車に乗る

あー、手汗出てきそ
電車で繋ぐ必要無くない！

『今日誕生日なんですよね、おめでとうございます』
う「今言うのかよwまぁ、ありがとな」
『プレゼントはデートでいいですか？』
う「それだけ？他にないの？」ﾆﾔｯ

隣に座っていた浦田先輩は私の顔を覗き込むように見てきた
電車の中で迫ってこないでください…
凄く恥ずかしいです…

う「俺お前が欲しいんだけど」
『な、何言ってんですか！？デートだけですよ！』
う「くくっ、はいはい」

To Be Continued