求愛行動【浦島坂田船】 (ページ40)

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30話ページ40

side you

さっきの会話で志麻先輩が聞きたい事が大体分かった

いつか話さなきゃいけないそうは思っていたから
どんな質問でも応えようと思う

食事を食べ終え
お風呂も入り歯磨きもした後は寝るだけ

で、今は志麻先輩の部屋の前

ｺﾝｺﾝ
『志麻先輩？入っていいですか？』
し「ええよ、おいで」

了承を貰い志麻先輩の部屋に入る
もうセンラ君もさかたんも浦田先輩も居た

『お待たせしました』
し「ええで、気にしんくても」

覚悟はしてるはず何だけどいざとなると緊張する
もうかなり前の事だ今更思い出しても何ともない筈なのに…

せ「そんな辛そうな顔せんといて、何聞かれるか大体想像ついとんやろ？無理して答えんでもええよ？」ﾅﾃﾞ

そう言ってセンラは私を撫でてくれた

『ん、大丈夫志麻先輩聞きたい事ってなんですか？』
し「お前の本当の親についてや」
『ご飯食べる前に話していた内容でほぼ間違いは無いです』

すると、皆驚いた顔になり次第に悲しそうな顔に変わっていく

う「聞いてたんだな」
『まぁ、偶然聞いちゃっただけなんですけどね』
う「そうか、ごめんな勝手に調べて」
『私の正体知ってる時点で調べた事ぐらい分かりますよw』
う『そうだよな、ごめん』

謝られても今更だ
それに過去を知られようが私には関係ない

さ「A先輩は俺らんこともヤクザやで嫌い？」

不安そうにさかたんが見つめてくる

『そんな訳無い、第一嫌いだったら一緒にご飯なんて食べない』
さ「でも、ヤクザ嫌いなんやろ？」
『そう思ってたけど、ヤクザが皆最悪な性格じゃ無いって分かったから』ﾅﾃﾞ

さかたんの頭を撫でる
あ、髪サラサラだ←

さ「ほんま？」
『うん、だからそんな顔しないで欲しい』
さ「うん、ｸﾞｽｯ」ｷﾞｭｯ

抱き着いてきた可愛いからそのままにする

し「俺らの婚約断り続けてるんって親に反抗する為か？」
『単純にそんな関わり無かった人に求婚されても即YESなんて言う人居ないと思いますよ
まぁ、少しは反抗もありますけど』
し「…そうか、なら一応言うけど親とか同盟どうこう言う問題やなくて単純にお前が好きやで、求婚しとるんやでな」
『…そうですか』

そんな真剣な目でそんなこと言われると照れるんだか///

せ「辛くなったら言ってな？」
『思い出しそうになったら頼るよ』
せ「ｸｽｯいい子」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

また、撫でられた
撫でられるの気持ちいい

To Be Continued