求愛行動【浦島坂田船】 (ページ36)

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27話ページ36

side you

浦田組本家に着いて車から降りようとした
すると、浦田先輩が

う「お手をどうぞお嬢様」

手を差し出してきた
こういうの普通にできるのか…恥ずかしくないのかな？

『っ！？大丈夫です！！』
う「いいから、手出せよ」
『うぅ、ありがとうございます///』

恥しくて段々声が小さくなる

う「ん、どういたしましてお嬢様♪」
し「ちょいちょい、抜け駆けはあかんでうらさん」
『わっ？！』

手を取ったまま歩き出そうとしていたのを志麻先輩が引き剥がして肩を抱き寄せてきた

せ「2人ともさっきから抜け駆けし過ぎや！」
さ「せやせや！狡いで！」ﾌﾟｸｰ

なんか群がってきた…
車の時といい懲りないなぁ

対応に困っていると

和「はいはい、早く中に入ってください
お嬢が困っていますよ」

そう言って苦笑しながら助け舟を出してくれた

もうお兄さんに惚れそう
名前知らないけど←

『ありがとうございます』
和「いえいえ」
『あの、今更なんですけど名前って…』
和「あー、教えてなかったですよね
失礼しました、和真って言います」

和真さんね
ちゃんと覚えとこ

『和真さんよろしくお願いします！』
和「よろしくお願いします、お嬢」

お嬢は違和感だしやだな

『ちょっと違和感あるのでお嬢は辞めてください、せめてさん付けで』
和「それはできませんよ！じゃあ…A様で如何でしょうか？」

それもそれで恥ずかしいが…

『じゃあそれで』
和「はい！」

和真さんと話していたらしていたら視線を感じた勿論それはセンラ達の物で

う「お前和真って名前だったんだな…」
せ「俺も初めて知りました」
『えっ？知らなかったの？』

まじで？普通自分に支えてる人の名前知らないとか有り得るのか？

和「酷くないですか？！一番初めに自己紹介したじゃないですか！！」
し「興味なかったから聞いてへんわ」
さ「僕もー」せ「ごめん俺もやわ」
う「…すまん」

和真さん可愛そう

『ドンマイです』
和「うぅ(泣)」

う「なぁ、もう中入ろうぜー」
せ「せやね」
さ「あー僕明日提出のあるんよやらなあかんわ」
し「ゲームするかー」

悲しんでる和真さんを無視して家へ入ってく

え？酷くない！？和真さん可愛そうだよ
でもまぁ、家の中には入るか

『取り敢えず入りませんか？』
和「そうっすね」

To Be Continued
(｡-ω-｡)------ｷﾘﾄﾘ線------(｡-ω-｡)
作者は個人的に和真くんが好き