五条家の分家弍【呪術廻戦】【HQ】 (ページ4)

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話しかけてきた男子に
ガンを飛ばしている真希。

今にも手を出しそうな勢いだ。

此処は、穏便に済ませな問題になってまう。

『ごめんやけど、ウチ、誰彼構わず話しかけてくる人嫌いやねん。』

口元を隠し、ニコニコと笑う。

そんな私に顔を真っ赤に腹を立てる彼は、
何処かへ行ってしまった。

こんなんで、腹立ってたらこの先やって行けんやろ。

「あんくらいで腹立てるとか、器ちっせぇな。」

彼が去った後を見つめ、呆れる真希。

『まあ、ウチらはそう言うのとは、無縁な人らと関わってきたし、しゃあないわ。』

先程の行列の所まで来て、
なんのお店か見ようと、
行列の先まで来ると強力な呪力を感じた。

━━━━━もしかして、この中に？

お店の名前は、コスプレ喫茶とのこと。

入りたくは無い、でも..。

『..コスプレ喫茶...やって...。』

とても嫌な顔をするウチに、
笑いを堪える真希。

「そんなに嫌なら、ほかのとこ..行こうぜ..ﾌﾟﾌｯ..。」

手で口元抑え後ろを向く彼女。

『ほんま失礼やな。そんなことより━━━━━。』

先程感じた呪力のことを真希に話すと、
真剣な顔をした後に、にやりと笑いにこにこ笑顔に切り替わり並び始めた。

━━━━━嫌な予感しかせん...。