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正直驚いた。

昔からずっとここにいたかのように存在する彼女に。



『呪力も体力も戻していかなきゃ〜』

家「まぁゆっくりでいいんだよ。Aは強いからな」

『どうですかね?あ、悟くんそのお菓子とってー!』



聞きたいことは山ほどある

なんで突然いなくなった?
なんで突然戻ってきた?
何で俺に言わず、



『悟くん?お菓子、食べたかった?』



でも聞けなかった

いや、正確には聞かせようとしていなかった、か。



Aの感じからすると恐らく、暫く呪術は使ってない
呪力も相当抑え込まれてるみたいだしね
でもあれだけ強い呪力だ、きっとすぐに復帰できるさ


まぁ問題は山積みだけどね。



『悟くん、お菓子取られて拗ねてるんですかね?』

家「…あぁ多分そうだな」

『10年前と変わんないね〜そういうとこ!

あ、そういえば夏油先輩は?全然見当たらなかったけど、』



あれやこれやと考えていると、懐かしい名前が耳に入った。

1番大事な事を忘れていた。

そうだ。知らないんだ。
傑のこと。



『今日はお休みかな?』



ごめん。A、

あの時言ってくれていたのに。





「A」

『んー?』



五「傑は、

もうこの世界にはいないんだ」

『………ぇ、』

五「色々あってね」

『……それって、』

五「死 んだんだ。僕の手で殺 した」


『……………そ、っか。そう、なんだね、、
ごめん、ね…何も、知らないで、』



ごめんね本当にごめんね。ごめんなさい。と何度も彼女は謝った

頭を下げて、ひたすらに。
涙は流さなかったが、その目は少し怯えていた。



家「ま、そんなこともある。私らは呪術師だからな」

『……そう、だよね、ごめんね。』

家「Aが謝る事じゃない。
あ、そうだ。パンダ達に会ったんだって?朝色んなやつに自慢してるの見たわ」

『……あ、そう…あの子達、ファンですって言ってくれて、』


Aの表情を見たらわかる。
予想外のことに、どうしたらいいのかわかんないんだろう

でも、僕に声をかける資格なんてない。


五「Aは僕に1番会いたがってたからね!」


せめて普通に接することしか。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
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もふ(プロフ) - ミラさん» ミラさん!コメントありがとうございます☺️わぁぁ本当にお恥ずかしい!!!!教えてくださってありがとうございます💦速攻直しました!五条先生少女漫画から学んでたら可愛いなぁと思って書いてしまいました。笑ミラさんのおかげで更新頑張れます!! (2022年1月24日 23時) (レス) id: 90730f8d85 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 更新ありがとうございます☺️11話灰原くんが灰谷くんになってますよ!少女漫画から五条先生は学んだのかな笑 これからも更新楽しみにしてます! (2022年1月24日 23時) (レス) @page11 id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もふ | 作成日時:2021年3月19日 2時

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