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弐拾弐 ページ23

「主、もう俺達を可愛がってくれないのかな。」

落ち込む清光。少女の接触禁止命令に相当ショックを受けていた。

「でもなんで急に接触禁止なんて言い始めたんだろ。僕達が出撃する前は普通だったよね?」
「出撃した後何かあったとしか思えないな。」
「それは私がお話ししましょう。」

現れたのはこんのすけ。こんのすけは先程起きたことを全て話した。


「じゃあ主さんは僕達のためにあんな命令出したってこと?」
「はい、審神者の考えはこうです。死んで貴方達がまた物言わぬ刀に戻るのであれば私は…。」

“私は歌仙達が幸せに過ごせるように、私に彼等が縛られないように、必要最低限の接触を避ける。”

「主…。」
「俺っち達のことを考えての結論か…。」
「…っ!!」
「ちょ、歌仙君!?」

こんのすけの話を聞き終えた歌仙は血相を変えて燭台切の止める声を無視しながら部屋を飛び出していった。

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作者名:ごごねこ | 作成日時:2018年5月17日 11時

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