70話 ページ20
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「は、白狼様、妹様がいらっしゃったのですか！？」
「こんなに長い間お慕いしていたにもかかわらず、何も知らなかったとは……くっ」
「なるほど、道理で似ているのですねっ。それにしても……」
「「「「可愛いっ！！！////」」」」
『え、//』
白狼と月夜は思わず目を丸くした。まあ、白狼はその後すぐにドヤ顔をしたが。
「まあっ、何て愛おしいのでしょう！」
「白狼様っ、妹様もこの店に「だ、ダメダメ！！」
早速彼女の写真を撮ろうとする人たちを慌てて止める。
「これ以上変な虫付けられたら困るっ！この可愛さだよ！？ぜーったいにダメ！」
ぎゅーと強く月夜を抱きしめながら白狼はほっぺを膨らませながら訴えた。
その時の皆が思うことはただ1つ。
「「「「(この兄妹尊いっ////)」」」」←
この日から店の人達が別室の部屋を用意し、自分たち用に月夜を毎日拝み始めたのはまた別の話←
写真はどうしたのかって？もはや像を作ったよ←
(おまけ)
『お、お願いっ、これだけでいいから！』
「で、でも…っ」
必死に彼に訴える月夜。白狼はどうしていいかわからなかった。
そんな二人を心配そうに見る皆。
『せめて…せめてこのお兄ちゃんの顔が写ったぽすたーだけでいいからっ！』←
「それって自分の部屋に自分のぽすたーを貼るってことでしょ！？恥ずかしくて死んじゃうよ！///」←
どうやら月夜はこの店を引き金にそのブラコンが覚醒してしまったらしい。
まさか妹がここまで自分の商品を欲しがるなんて、白狼は嬉しいような、恥ずかしいような、なんとも言えない気持ちだった。
中々OKしてくれない白狼に痺れを切らしてしまった店主は声を上げた。
「月夜様！！お代は結構です、どうか欲しいだけお持ち帰りください！！！」
「『え、』」
さすがにそれは…と月夜は躊躇った。だが店主だけでなく、店の皆もそう言い始め、ついには色んな商品を袋にまとめ、彼女に差し上げた。
「月夜様、どうかその気持ちをお忘れなく、俺らの分も大事にしてください！」←
『店主さん……うんっ、わかった！大事にするよ、ありがとうっ。』←
「」←←
こうして、月夜の周りはほぼ白狼の顔や和服のデザインの写った物が増えたのだった。
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鈴桜(プロフ) - 完結おめでとう〜〜!! 早く完結させたね…まだ、二週間しかたってないよ…夢主達のこのあとの話しも気になります (2020年8月23日 13時) (
レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - まさか、この神様があの貝殻をおいていった犯人かな？そして、白狼〜〜!!頑張って夢主を助けてあげて〜〜!!新しい神様可愛い (2020年8月22日 21時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» 単純に妹を溺愛したい白狼を書きたかったです笑 (2020年8月22日 20時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - まさか……兎…それも他の動物達も仲良しとはびっくりしました…宿でも何かありそうだけど、白狼はシスコンですね (2020年8月21日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - え〜〜!!式紙が、人に変身した…それも、夢主を知ってる感じみたい…誰の式紙ですかね？っていうよりどの神様のだろう？？ (2020年8月21日 7時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
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