□階段□ ページ33
私とエミリーの距離は現実での距離と並行していて、心の距離を表しているように思えた。
あ「エミリー、貴女はどうしたい訳?」
エミリー「え?」
あ「選択肢は2つ。1、このまま孤立する。2、本音をぶちまけて仲を戻す」
指の本数を話しなから提示する
不思議そうな顔のエミリー
あ「ていうか、南たちとこれからも一緒にいたい?はい、yesかnoで答えて」
突然すぎ、と言いながら腕を組んで考える
あ「ほら、早く。直感は?」
早く、ほら、と急かす
エミリー「yes、かな」
南ってああいう風に人を伐るし皆私をバカにする。凄く許せない。私と先生の関係知ってたのに、本当に酷い、とそのあとに続ける。
え、仲良くしたいんじゃないの?でも許せない、酷い?矛盾してるな随分と。
エミリー「関係知っててバレたら友達じゃないとか本当に意味わからない。最低なのはどっちよ…っ」
「お前何が言いたい訳?」
口調が突然変わった私を見てエミリーは口を閉じた。
あ「付き合ってて、庇ってもらえなくて?それで?皆にバレたから友情も消えて、居場所も消えた。何、関係知ってたら友達な訳?信用してたから関係いったんだろ?それって、情報の出先わかんねぇから何も言えないけど自業自得じゃなねぇの?」
エミリー「最低じゃない!あんなの貼り出した生徒会のやつら!」
苛立ち始めた私は舌打ちをし、立ち上がってこう続けた。
あ「友情とか、所詮薄っぺらいんだよ!都合悪くなったら切られるもんなんだよ!仲良くなって楽しくて仕方ないのはわかるけど、だからって切られたらそんな影で文句いう、それ言い訳?
大人ぶって自分の声出さなかったからこうして友情も切れたんだろ?!いい格好していたいのは私もわかるけど!自分をバカにされて嫌なのは当たり前だろ!でも、エミリーも生徒会に対して同じことしてんだよ!」
携帯の動画を再生させる。エミリーがバッチリと写っている画像。同時進行で録音も流れ出す。
エミリー「何、よ…これ」
あ「あんたも私もこんなことしてるんだよ。これが返ってきた、ただそれだけの問題!」
顔つきがどんどん険悪になる
あ「南たちがエミリーに酷いことしてるのは確か。だけど、私たちもそれを相手を変え、やって来た。
でも、やるだけの度胸があった。覚悟があった。嫌われることがわかっててやってるの自分でわかってる?自分から嫌われにいってるんだよ。
エミリー、分かってたでしょ?先生と付き合うってこと、覚悟あったでしょ?」
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SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» はいっ!応援ありがとうございます♪ (2015年3月17日 23時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - SNOOPY@菅田くん本気愛。さん» 頑張って下さい! (2015年3月17日 19時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります★続き楽しみにしててください笑 (2015年3月15日 21時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 更新頑張って下さい(p^-^)p続き気になります! (2015年3月15日 20時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます♪ 私も大好きです夏樹くん!嬉しいです、頑張ります! (2015年2月21日 20時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
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