□階段□ ページ30
苛立ちすぎて頭痛が酷い。とか言いながらヘッドフォンから大音量で音楽を聴いている私。自分でもバカだと思うんだけど癖なんだよね、これ
あ「頭痛い」
夏樹「大丈夫かよ」
熱を出して倒れた1件があり、体の不調を訴えると非常に心配してくれます。
あ「大丈夫。叫びすぎってやつ?」
夏樹「いつ叫ぶんだよ」
意味わかんねぇ、と笑う
あ「音楽聴きながら歌って叫ぶとか?」
そんなことしませんけどね。巧いこといかなかったときに叫ぶくらいですかね
夏樹「意外」
あ「そうか?」
話ながら歩いていると自然と道が出来る。
両側に居た生徒がパタパタ、と前に走っていく
あ「どうしたんだろ」
夏樹「さぁな」
何かも分からず走っていく生徒の流れについていく。と、何と言うことだ…娯楽室の目の前についた。何かしらあると娯楽室、って何なんだよ。とてつもなく迷惑です、はい。
パッ、と目に入ったのは新聞の様なポスター。
直ぐ様リュックから携帯をとり、カメラ機能に切り替える。
カシャ、カシャ、とシャッターを切る。生徒の騒ぎ声で何も聞こえなかった。
沢山の生徒たちの中に陸を発見。その近くに皆いた。否、この新聞に取り上げられた者の姿はそこにはない。
陸「7匹の子豚ちゃんに逆襲されたな」
画面にある者が写る。そしてその者は音をたてて、豪快に新聞を切り裂いた。
思わず携帯を顔の前から下ろす。
あ「エミリー見っけ」
画面に写ったのはエミリーだ。このスキャンダルは、エミリーと
「どうした、何の騒ぎだ!」
他の教師をつれてやってきた、壺井冬真、だ。
エミリーは先生、と泣きそうな声で呼ぶ。だが、聞き入れない壺井はエミリーを無視して叫んだ。
「皆これは何かの誤解だああああ!」
そして教頭、僕は…、と否定する。でも教頭は今はそれより先に、と新聞を剥がさせることと生徒を散らせることを優先で指示した。
---おどおどする生徒会。鋭く睨み付けるエミリーは捨て台詞を吐いて走り去っていった。まるで、一刻も早くここから消えてしまいたいような、そんな勢いで。
「こんなことして…覚えておきなさいよ!」
きっと、行く果てもなくさ迷っているか。ま、案外近くにいるんだろう
無理矢理教室に戻るように促された私達は、教室には戻らず娯楽室に向かった。
ソファーに人影。
南「退いてくれる?」
南は冷静な目で彼女を見下ろした。
美森「座りたいんだけど」
皆知ってたじゃん、と言う彼女
--本当に近くにいたよエミリー
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SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» はいっ!応援ありがとうございます♪ (2015年3月17日 23時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - SNOOPY@菅田くん本気愛。さん» 頑張って下さい! (2015年3月17日 19時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります★続き楽しみにしててください笑 (2015年3月15日 21時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 更新頑張って下さい(p^-^)p続き気になります! (2015年3月15日 20時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます♪ 私も大好きです夏樹くん!嬉しいです、頑張ります! (2015年2月21日 20時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
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