検索窓
今日:4 hit、昨日:27 hit、合計:277,945 hit

□階段□ ページ30

苛立ちすぎて頭痛が酷い。とか言いながらヘッドフォンから大音量で音楽を聴いている私。自分でもバカだと思うんだけど癖なんだよね、これ


あ「頭痛い」

夏樹「大丈夫かよ」
熱を出して倒れた1件があり、体の不調を訴えると非常に心配してくれます。

あ「大丈夫。叫びすぎってやつ?」

夏樹「いつ叫ぶんだよ」
意味わかんねぇ、と笑う

あ「音楽聴きながら歌って叫ぶとか?」

そんなことしませんけどね。巧いこといかなかったときに叫ぶくらいですかね

夏樹「意外」

あ「そうか?」
話ながら歩いていると自然と道が出来る。
両側に居た生徒がパタパタ、と前に走っていく


あ「どうしたんだろ」
夏樹「さぁな」


何かも分からず走っていく生徒の流れについていく。と、何と言うことだ…娯楽室の目の前についた。何かしらあると娯楽室、って何なんだよ。とてつもなく迷惑です、はい。

パッ、と目に入ったのは新聞の様なポスター。

直ぐ様リュックから携帯をとり、カメラ機能に切り替える。
カシャ、カシャ、とシャッターを切る。生徒の騒ぎ声で何も聞こえなかった。


沢山の生徒たちの中に陸を発見。その近くに皆いた。否、この新聞に取り上げられた者の姿はそこにはない。

陸「7匹の子豚ちゃんに逆襲されたな」

画面にある者が写る。そしてその者は音をたてて、豪快に新聞を切り裂いた。


思わず携帯を顔の前から下ろす。

あ「エミリー見っけ」

画面に写ったのはエミリーだ。このスキャンダルは、エミリーと

「どうした、何の騒ぎだ!」

他の教師をつれてやってきた、壺井冬真、だ。

エミリーは先生、と泣きそうな声で呼ぶ。だが、聞き入れない壺井はエミリーを無視して叫んだ。


「皆これは何かの誤解だああああ!」


そして教頭、僕は…、と否定する。でも教頭は今はそれより先に、と新聞を剥がさせることと生徒を散らせることを優先で指示した。

---おどおどする生徒会。鋭く睨み付けるエミリーは捨て台詞を吐いて走り去っていった。まるで、一刻も早くここから消えてしまいたいような、そんな勢いで。

「こんなことして…覚えておきなさいよ!」

きっと、行く果てもなくさ迷っているか。ま、案外近くにいるんだろう


無理矢理教室に戻るように促された私達は、教室には戻らず娯楽室に向かった。

ソファーに人影。

南「退いてくれる?」
南は冷静な目で彼女を見下ろした。

美森「座りたいんだけど」


皆知ってたじゃん、と言う彼女



--本当に近くにいたよエミリー

□階段□→←□階段□



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (199 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
507人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» はいっ!応援ありがとうございます♪ (2015年3月17日 23時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - SNOOPY@菅田くん本気愛。さん» 頑張って下さい! (2015年3月17日 19時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります★続き楽しみにしててください笑 (2015年3月15日 21時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 更新頑張って下さい(p^-^)p続き気になります! (2015年3月15日 20時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます♪ 私も大好きです夏樹くん!嬉しいです、頑張ります! (2015年2月21日 20時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SNOOPY | 作者ホームページ:SNOOPY  
作成日時:2015年2月6日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。