【名探偵コナン】イケメン拾いました

23 -嫉妬- ページ23

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『ジンさん聞いて今日ベルモットさんとお出かけしたら…』


『バーボンさんが料理のレシピ教えてくれたんです！練習したらジンさんにもご馳走するね』




『キールさんとキャンティさんが…』








「…なぁ」





『？』





「最近随分他の奴と仲がいいな」




『え…そうです…か？』






「あぁ」







ポンポン、とジンさんが自分の膝を叩く。
ここに座れ、って事なのかな。



戸惑ってるとぐい、とジンさんに手を引かれ
気づいたらジンさんの膝の上。

そのままジンさんが私の肩に頭を乗せる。
ジンさんの髪が首元に触れてくすぐったい。






『ジン…さん？』




「…Aは誰の女なんだ」





『…ジンさんまさか嫉妬してくれてるんですか？』





「……当たり前だ。Aは俺の女だろ」






ちゅ、と首元にキスを落とされる。
心配しなくてもジンさんのものですよ、と言ったらさらにぎゅっと抱きしめられた。






「…今度は俺も行く」



『え？』






*


後日。




「A！待ってたのよ…ってなんでジンまでいるのよ…！」



「見張りだ」




『ベルさん…ジンさんいちゃダメですか？』





「…！まぁAの頼みなら仕方ないわね」





『ありがとうございます！ベルさん』





「えぇ！じゃあさっそく…」




「A。あっちにAが好きそうなのがあったぞ。行くか」



「ちょっとジン？！」





とベルモットさんとジンさんが
Aさんを取り合うはまた別の話。



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