私に審神者なんてできるわけがない

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貴方side


今日は優佳里さんが初めて私の本丸に遊びに来てくれました…


短刀達は物凄いワクワクしてたり…


優佳里さんが来るのを楽しみにしている人がいっぱいいた



貴方『どうぞ…座ってくつろいでくださいね…』


歌仙「僕がお茶を入れてくるよ。主のお友達も来てるわけだしゆっくり話してて？？」


貴方『ありがとう…歌仙』


優佳里「凄い広いね〜！！！いいなー！！」


優佳里さんは私の部屋に興味津々だった



貴方『そんなことないですよ…一人でいるとものすごく寂しいし…』


とても羨ましそう…



優佳里「Aちゃん！！手出して？？」


貴方『あ…はい。』



優佳里さんに手を差し出した



その上に数珠のようなものが置かれた


優佳里「うち家が神社なの！それで悪夢を見ない数珠！！効果あるよ！！」


貴方『ありがとうございます…寝る時とても楽になれそうです…』


優佳里「どういたしまして〜！！」



そう言って優佳里さんは歌仙が持ってきてくれたお茶を啜っていた


貴方『…あの…相談いいですか…』


優佳里「！！いいよ！！」


食い気味に聞いてくれた…


貴方『…長谷部が…最近冷たいんです…あの出来事から…何故でしょうか…』



優佳里「長谷部が？？？…あっ…」


長谷部「俺の話ですか…？」


貴方『長谷部…どうかした…？』


長谷部「主に用があった…のですが来客の方が来ているのでまた後でにします…」


貴方『…分かった』

長谷部はすぐ立ち去ろうとせず、しばらく私の顔をじっと見つめていた


…どうしたんだろう？？


私が『どうしたの？？』と聞くと彼は顔を赤くして「いいえ…何も」と背を向けて言って去った



優佳里「ずずず…」


貴方『すみません…優佳里さん…』


優佳里「いいよいいよ、鶯の如くお茶を味わってたから」


顔文字をつけたいと言わんばかりのどや顔をしていた


優佳里「それと、さっきの相談の原因が分かったよ」


真っ直ぐに私を見つめてくれている真剣な目


貴方『な、…なんですか？？』



優佳里「長谷部はAのこと好きなんだよ」



…好き？長谷部が私を？

貴方『そう言えば…この前も主、主と言っていました…』


優佳里「うん、それはいつもの長谷部なんだよ。ノーマル長谷部って感じかな？」


貴方『のーまる…？』


乱「主のお友達さん！！一緒に遊ぼ！！！」


キラキラした目で遊びに誘った乱


貴方『行ってきてください…あの子達も喜びますよ…』


…何なんだろうな…

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