私に審神者なんてできるわけがない

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貴方side



あの出来事があって数日後



私は別の学校へ転校(転校先の学校には校長先生が事情を話してくれた)



担任の先生は学校をやめさせられたらしい



その後は分からないけど


クラスの人達は反省文をすごい書かされたらしい、





校長先生に「転向する前に1日家で休みなさい。」って言われたので1日本丸で休むことにした




次の学校の人たちにはは嫌われないといいな



燭台切「主！！！」



貴『燭台切、どうしたっ…』



燭台切は勢いよく私の部屋に来るなり抱きついてきた



貴『？？…どうしたの？？』


燭台切「主…ごめんね…何も気づいてあげられなくて…」


あ…心配してくれたんだ…



詳しくは長谷部から聞いたのだろう



貴『燭台切ありがとう、私はもう大丈夫だよ』


燭台切の背中をぽんぽんした



鶴丸「主〜光坊見なかったか…ってここにいたのかよ(汗)しっかし大胆だな〜光坊」


燭台切「鶴さん！？！？そそそそんなんじゃないよ？！」



貴『？？？何動揺してるの？』


燭台切すごい動揺してた…なんでだろう？？



貴方『鶴丸は何故ここに？？』



鶴丸「光坊を探してたんだよ、ということで光坊借りてくぜ〜」


鶴丸と燭台切が部屋を去っていく



何も聞こえない…




でも、何故か孤独には感じなかった



3人が救ってくれたからかな…あの地獄から…



なんだろう…今までずっと心の中が真っ黒で光もないと思っていたのに



今は光が見える気がする



少しは…信じてもいいかもしれないと思った



そう言えば…この前お店でプチトマト買ったんだった…



歌仙に持っていこう…


貴『歌仙…いる？』



歌仙「おや主、どうしたんだい？」



予想通り台所に歌仙がいた

歌仙「その手に持っているのは何？？赤茄子…にしてはすごく小さいね」


貴方『これはプチトマトって言ってとまとの種類なの』


歌仙「赤茄子だったんだねひとつ頂くよ」


歌仙はプチトマトをひとつ取って食べた



歌仙「うん、赤茄子の味がちゃんとするね。ありがとう主、今日の夕餉に使わせてもらってもいいかい？」



貴方『もちろん、種も買ってきたから畑で育てられるよ』


歌仙すごく喜んでくれた…



なんかこうゆうのあったかい…気がする



縁側に座ってみんなを遊ぶ姿を見てみる









みんなのおかげで…少し変われた気がする

何も無かった…空っぽな私を


みんなは優しく慕ってくれる


私はみんなの優しさを感じられるだけで幸せなのかもな…

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