コーヒーの味（緑）II ページ4
おついちはAに紅茶を渡し、彼女の隣に座る。
Aは20を過ぎてもコーヒーが飲めず今日も紅茶、おついちはコーヒーを飲んでいる。
『コーヒー飲める人ってすごいですよね』
「Aちゃんもそのうち飲めるようになるよ」
『う〜ん・・・
でもなかなか飲む勇気が・・・』
眉をひそめて紅茶を見るAの姿をおついちはずっと見ている。
口元に弧を描きながら
「それじゃ、ミルクと砂糖を多めにして飲んでみる？」
『えっ？でももし飲めなかったら悪いですし・・・』
「大丈夫だよ。ちょっと待っててね。」
『えっ！あ、ちょっ！』
Aが止めるようにするもおついちは台所にスタスタと行く
少ししておついちがAを呼ぶ
「Aちゃーん！ちょっときてー！」
『はーい』
台所に行くとおついちさんが手招きをしている
私は何の躊躇いもなく彼に近づく
この時彼女は気がついていない。
彼が台所に行く時、自分のコップを持って行ったことを
台所に立つ彼に近づくとおついちさんも近づいてきた。
コップも持たずに
Aを見るその目に違和感を覚える
『おついちさん？』
彼女が不思議に思っていると彼の片手がAの頭の後ろにまわる。
『えっ？』
彼女が後ろに下がろうとするがもう片方の手が腰にまわされ抵抗できずに彼の方へ寄せられる。
『待って、おついちさん///』
おついちがその言葉でやめるわけもなく彼の顔がAのすぐ前まで来る
Aはとっさに目を瞑る
その瞬間顎を持ち上げられ
『んっ///ぁっ///』
おついちは優しく唇を重ね、舌で彼女の口を開けるとゆっくりとコーヒーを流し込む
ほろ苦い味にミルクと砂糖で甘くなり苦味の中に美味さが広がる
Aがゴクリとコーヒーを飲んだのを確認しておついちの唇がゆっくり離れる
『お、おついちさん///
な、んで///』
「ん？僕が一緒だと飲めるでしょ？」
彼はなんでもないようにいつもよりちょっと意地悪な笑みを浮かべる
Aが目線を合わせられなくて目を逸らすとまた顎を持ち上げられる
視線が交わり目を離すことができない
「ねぇ、僕はAちゃんのことずっと前から好きなんだ。だからさ、僕の彼女になってよ。そして一緒にコーヒー飲もう？」
Aが笑顔で頷く
そしてもう一度おついちはAに優しい口づけをする
コーヒーの味はいかに
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影夜(プロフ) - 沙月さん» わー！！こちらにもコメント頂きありがとうございます！！なんとか日々お題を見つけております^^;これからも作品をよろしくお願いいたします！！ (2020年9月3日 0時) (
レス) id: 04919ef3cb (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - それは突然にがどういう風になるのか楽しみです！更新頑張って頑張ってください！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 8efc098497 (このIDを非表示/違反報告)
影夜(プロフ) - メロンハ*ンさん» コメントありがとうございます！！実はいたしてるのは恥ずかしすぎて書けなくて、、、その手前までとかならなんとかできるのですが、、、ご期待に添えられず申し訳ございません(´TωT｀) (2020年6月28日 0時) (レス) id: 04919ef3cb (このIDを非表示/違反報告)
メロンハ*ン(プロフ) - もし可能でしたらいたしてるのをよみたいです…（流石にアウトか） (2020年6月27日 23時) (レス) id: e5974dd090 (このIDを非表示/違反報告)
影夜(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！ (2020年5月30日 15時) (レス) id: 04919ef3cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影夜 | 作成日時：2020年5月30日 14時
