私は最強の妹です。【呪術廻戦】

参＿少年と宿儺と戦いと。 ページ4

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妙なところに妙な感心をしたところで二人の話を聞いてみると



「じゃあ十秒だ。十秒経ったら戻っておいで」

「でも……」

「大丈夫、僕最強だから」



何故か悟が戦う？ような雰囲気になっている。まぁ心配はいらないけど……



「恵、これ持ってて」



がさりと袋を恵に手渡す。



「これは？」

「喜久福」

「恵こっちを見ないで……私は止めた……」



そりゃまぁ怪我人がいるなかでお土産買うって……色々びっくりするよね。
……ごめん。本当にごめん。マジで止めたから



「土産じゃない。僕とAが帰りの新幹線で食べるんだ」



て言うかくれるんだ喜久福



「って、悟後ろ！！！」

「生徒と妹の前なんでね。カッコつけさせてもらうよ」



と言って宿儺(体は少年だけど)の首に一撃をいれる。なぁんだ、やっぱり心配しなくてよかった。
………少し安堵したことは秘密



『まったく、いつの時代でもやっかいなものだな……呪術師は』



ゴウッ



辺りに爆音が響き渡り、土埃が舞う。……さっきの音は地面が抉られた音だったのか。煙を吸い込まないよう口を押さえ、瞬時に考えを巡らせた。



「7…8…9…………そろそろかな」



悟が数を数えた後、視界がクリアになり



「おっ、大丈夫だった？」



そこには"両面宿儺"ではなく、元の少年が立っていた

肆＿運命と宣告と我が儘と。→←弐＿特級呪物の少年と喜久福と。

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