神様、助けられる ページ3
「こ、ここまでくれば大丈夫ですかね……」
キョロキョロと辺りを見渡す
さてさて、一体ここはどこなのでしょうか
「もう、本当に嫌になりますよ……」
うんざりだ。あんな生活に二度と戻るか
縁結びの神様だからって、何でも私に頼るのは良くないと思う
戻ってこいなんて言われても、絶対に帰ってやるもんか
「でも……この美しい見た目では、目立ってしまいますよね……」
あぁー……
自分の見目麗しさが憎たらしい
そんなことを考えていたら、いきなり近くで大きな音がなって、
私は急に誰かにアタックされた
すると、その大きな音を出した正体が分かった
「トラック…………」
この世界での移動手段で使われているもの
確か人間は、これにぶつかった死んでしまう
そしてさっき、私は考えることに夢中になりすぎて、ぶつかりそうになっていたんだろう
まぁ、神なのだから死なないのだけど
「えっと……」
倒された方を見ると……
あれ?誰もいない
「あら??」
そうまた辺りをキョロキョロと見渡すと誰もいない
そうしていると下の方から声がした
「下!下!!」
「あら?…………すみません!!」
私は助けてもらった人の上に、乗ってしまっていた
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作者名:花鳥風月 | 作成日時:2018年2月21日 16時